NETIS 登録番号:KTK-160009-A
概 要
地中に収納された扉体を、災害が予測されたときに躯体(堤体)から垂直に上昇し浸水を食い止める防災設備。
常時の状態で扉体は躯体(堤体)の中に収納されており、交通や港湾、漁港の荷役作業や景観などを防げない。
扉体の戸当たりなしの連続設置が可能なため、長い区間の高潮、津波、越波、洪水対策が可能。
遠隔・機側操作が併用できるため、防災対策には最適な工法である。
従来での対応では、下記のような課題があった。
1 )従来では堤体(胸壁)の嵩上げや横引きゲートで対応しているが、堤体の嵩上げでは景観を防げることがあり、海からの高さが高くなり、荷揚げの人力作業が困難になる
2 )横引きゲートでは扉体の収納スペース確保が必要(狭隘な場所では扉体収納スペースが取れない)
3 )横引きゲート用のレールが重量荷役車両の通行を妨げる場合がある
垂直起立式可動ゲート(上:収納時、下:起動時)
特 長
本設備は、扉体の地上水平移動を地中からの垂直上下移動に変更したことにより地上の扉体の収納スペースが不要となり、扉体の連続設置が可能で、長い区間および堤体(胸壁)の高さを抑制した浸水対策を可能にする、扉体が地中に収納されており通行や景観を妨げない陸閘である。
【D陸閘 防止溝無し型 設置平面】
【シリンダー収納時ゲート設置断面図】
【シリンダー起動時ゲート設置断面図】

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