KS-EGG-SE 工法 NETIS登録番号:KTK-180001-A
【静的締固め砂杭工法 KS-EGG-SE 工法】
「KS-EGG-SE 工法」は、振動・騒音の低減化を実現したサンドコンパクションパイル工法(静的締固め砂杭工法)である。
従来のサンドコンパクションパイル工法で用いられるバイブロハンマー(起振機)は、周辺地域に及ぼす振動・騒音の影響が大きく、特に市街地や構造物に近接する区域では円滑な工事実施に障害が生じることもあった。本工法は、ケーシングパイプ先端に摩擦軽減ヘッドを装備し、硬質土層の貫入を可能にし、このヘッドの回転およびケーシングを上下することにより、原地盤の掘削、中詰材の拡径締固めを静的に行うものである。
特長
1 .無振動・低騒音
バイブロハンマーを使用せず回転貫入装置により施工するため、無振動かつ低騒音で施工ができる。
2 .品質の確実性
ケーシング貫入時に原地盤を掘削拡径ヘッドの回転により側方に押しつけ、側方への締固め効果が高くなる。
3 .高い施工能力
回転貫入装置の効果により、摩擦軽減(特殊)ヘッドにて硬質土層への貫入が可能である。
4 .リサイクル
ガラス砂、再生砕石、スラグ等のリサイクル材を中詰材として有効活用できる。
5 .広範な対応力
水ジェットまたは混気ジェットを使用することで、より硬質な地盤への対応を可能とした。
【大口径相対撹拌工法 KS-S・MIX 工法】
深層混合処理工法は、軟弱地盤中に安定処理材(セメントスラリー)を強制的に注入しながら撹拌翼で撹拌混合することで軟弱土を強固に改良する工法であり、その一つである「KS-S・MIX 工法」は、外翼と内翼との相対撹拌により平面的撹拌から立体的撹拌混合を実現した。
3次元要素法による粒状体解析にて検証した優れた撹拌性能により、バラツキのない高品質な改良体を造成することが可能である。また、硬土地盤の削孔を可能にするとともに、外翼鉛直翼が回転しながら削孔壁面と接し、かつ内翼と相対回転するため側方に与える影響を低減させ、求心性が良く、高い鉛直精度を保つことが可能である。
●施工管理システム
独自開発した専用の管理システム(S-システム)は、管理装置を本体運転席に装備することで、人為的ミスを防止するとともに確実な施工管理を行える。また、管理モニターは特定の操作によりモニター画面が保存でき、リアルタイムな着底管理記録等が行える。
特長
1 .大口径施工
改良径をΦ1000×2軸(改良面積1.5㎡)から、Φ1600単軸(改良面積2.01㎡)、Φ2000(改良面積3.14㎡)と大きくすることで施工本数を少なくすることができ、工期の短縮やコスト縮減を図ることができる。
2 .品質の確実性
撹拌翼を相対撹拌方式とすることで、立体的な撹拌混合を可能とし、均一な改良体を造成することができる。

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あおみ建設(株)
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