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カタマ®SP|特殊舗装工|日本製鉄株式会社

NETIS 登録番号:QS-130016-VE
線路脇管理用地防草対策

線路脇管理用地防草対策

高架下防草対策

高架下防草対策



 

概要

カタマ®SP(スペシャル)は、鉄鋼スラグ特有の潜在水硬性(水と反応して自ら固まる性質)を活用したバラス舗装材で、適量の散水と重機による転圧を行うことにより、徐々に固化が進行する。
 
通常砕石のバラス舗装と比較すると、強度、耐久性が向上するため、車両の走行はスムーズな状態が継続し、河川護岸天端の管理用道路や林道、農道等の比較的車両交通量の少ない道路への適用に効果的。
また、固化による防草効果がソーラー発電所、遊休地、中央分離帯等の草刈り負担を軽減したい箇所で有効性を発揮する。
 
 

固まるメカニズム

カタマ®SPは、高炉水砕スラグが製鋼スラグのアルカリ刺激を受け、シリカ(Si)、アルミニウム(Al)が水分に溶け出し、製鋼スラグから溶け出すカルシウム(Ca)とポゾラン反応を起こして石灰シリカアルミナ(CaO-Al2O3-SiO2-nH2)系水和物を生成して、粒子間隙をつないでいくのと同時に粒子間空隙を充填して固結する。
 
また、水中の過剰なCaイオンが空気中あるいは水中の炭酸イオンと反応して、炭酸カルシウム(CaCO3)も同時に生成し固まる。
 
固まるメカニズム


 

特長

・材令14日(室内試験)の一軸圧縮強度σ(t=14)≧1.2N/㎟、修正CBR ≧80%を標準としている。
・施工後の降雨による表流水は、コンクリート同様に初期はやや高い傾向にあるが、表面より炭酸化が進むことにより1ヵ月程度でpH<8.0となる。
 
 

施工方法

カタマ®SPを布設した後に散水と転圧を行い、1~2週間程度の養生で完了となる。
具体的には、路床のCBR を3(%)以上確保した後、
①材料を敷均し→ ②散水(人力等による散水)→ ③転圧→ ④養生(転圧完了後1~2週間程度)といった簡単な施工手順である。
 
施工フロー(林道の舗装例)

着工前

着工前

材料敷均し
①材料敷均し



 

散水
②散水

転圧
③転圧



 

養生
④養生

1週間後の表面固結状況

1週間後の表面固結状況
(経時的に表面が剥離する場合がある)


 

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HP https://www.nipponsteel.com/

最終更新日:2024-01-11

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