NETIS登録番号:(旧)QS-060003-VE
【橋脚補修工法】
本工法は、補強筋外側配置のRC巻立て工法や従来のPCM巻立て工法に比べて、補強部巻立て厚を極度に抑えた(最小34mm)橋脚耐震補強工法。
従来は既設橋脚躯体周囲に設置していた補強軸方向鉄筋を、躯体に施した溝切り部に埋設し、空隙部にエポキシ樹脂を充填して定着させた後、既設橋脚躯体表面に帯鉄筋を配置し、ひび割れ抑制のためポリプロピレン繊維を混入したポリマーセメントモルタルを巻立てる工法である。
特 長
1 .巻立て増厚がRC巻立て工法の約1/8、従来のPCM巻立て工法の約1/2以下に抑えられる。
2 .河川中の橋脚補強における河積阻害率がほぼ増加しない。
3 .既設コンクリート内に直接補強鉄筋を埋設することにより、コンクリート断面を増加させることなく、確実に耐荷力向上を図ることができる。
4 .補強による重量増加を大幅に抑えることにより基礎構造および地盤への負担を軽減できる。
工法概要図
フーチング部の削孔
橋脚表面に削孔用溝を切削し、専用削孔機で躯体内フーチング部に切削する。
PAT.536711 5
施工フロー
平成30(2018)年度実績
松長根橋、蕷ヶ岱橋、九十橋、あずま橋、烏帽子田橋、慶雲橋、昭和橋、井乃口橋、東竈橋、大谷橋、上野大橋、幸丘橋、北勢大橋、相野谷橋、三寺橋、小川橋、天神橋

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