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建設資材データベーストップ > 電子カタログ資料館 > 調査試験 > 構造物調査|衝撃弾性波法による横締めPCグラウト充填調査|一般財団法人 首都高速道路技術センター

 

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    現場作業例

  • 計測システム全体図(図1)



 

概 要

PC橋梁に配置される横締めPC 鋼材のシース内グラウトについて、衝撃弾性波法を用いて充填・充填不良の判定を行う非破壊検査技術。
 
PC橋の横桁および床板に存在するPC鋼材は、シース内にグラウトを充填して防食機能を維持しているが、充填が不十分であると水、空気などの侵入により腐食し、破断に至ることがある。PC鋼棒については、破断後に橋梁から突出する事象も散見される。PC橋の維持管理を行う上で、グラウトの充填状態を診断する手法は極めて重要となる。そのため、同社および、首都高速道路(株)、アイレック技建(株)と共同で、PC鋼材を伝播する弾性波の伝播速度と、伝播波形前方に存在する高周波波形(前方高周波振幅波形)を評価指標とする本技術を開発した。
 
 

特 長

1.定着部のコンクリート表面から検査が行えるため、はつり・補修などが不要で効率的に検査が実施できる。
2.グラウト充填状況をシース1本ごとに判定できる。
3.グラウト再充填後の確認にも適用可能(固化後測定)。
 
 

実績とメリット

首都高速道路(株)、中日本高速道路(株)などで約1,800本の診断実績を有している。
 
後埋めコンクリートのはつりと、その補修が不要であるため、工期・費用などの面で大きなメリットがあるとともに、再注入後の品質管理検査にも適用できる。
 
●特許番号:第4895383号
 
 

計測方法

計測は金属ハンマでPC鋼材の一端をコンクリート表面より打撃し、鋼材の反対側コンクリート表面に設置した受信用AEセンサで伝播波形を計測する。弾性波の伝播速度と、伝播波形に現れる特性からグラウトの充填状態を診断する。コンクリート表面の打撃時には、弾性波に高周波成分の入力と打撃面の保護を目的として鋼板を設置した(図1)。
 
 

伝播速度と伝播波形

グラウトが充填されている場合(図2)と比較して、充填不良の伝播波形は、波形前方に高周波振幅波形が存在し(図3)、速い伝播速度が計測される。グラウト再注入後の計測では、高周波振幅が消失し、グラウトが充填された事が確認できる(図4)。
 

  • 図2 充填波形

  • 図3 充填不良の波形



 
図4 注入補修後の観測波形

 
 


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一般財団法人首都高速道路技術センター
TEL : 03-3578-5769     FAX : 03-3578-5761
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