概 要
J−ワイド伏工は落石予防工の一種であり、従来の落石予防工商品であるワイヤネットの構造を見直した新しいタイプの落石予防工である。
補助ロープの代わりに高強度金網を用いることで、高い安全性と経済性を確保。発生した落石の運動を止める落石防護工と異なり、落石そのものを発生させないことが目的である。
特 長
1.高寿命
金網やワイヤロープの表面処理に亜鉛アルミ合金めっきを施しているため、腐食に対する耐久性に優れている。
2.高い性能と安全性
従来の菱形金網と比較して約5倍の強度を持つ高強度金網(J-SSネット)を使用することで、非常に大きな落石荷重にも耐えられる設計になっている。また、目の細かな金網を使用しているため、細かな剥離岩の落下も防止できる。
<従来金網との強度比較>
<金網の安全性>
3.優れた施工性
従来品と比較し、使用するアンカーやクリップの数を大幅に削減したことにより、短い作業時間での施工が可能である。
4.高い経済性
直接工事費は従来の落石予防工であるワイヤネットと比較して約40%の削減になり、高い経済性を兼ね備えている。
適用範囲
同製品は、現行のワイヤネットと同等以上の適用範囲を確保している。
構造図
施工実施例

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KSネット・ワイヤネット工法協力会
TEL : 03-5715-7640
FAX : 03-5715-1035
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