一般的なプレテンション方式PC連続桁橋の中間支点では、単純桁状態で設置したゴム支承をそのまま使用するので、主桁連結後も2点支承での支持となる。
「SCBR工法」は、中間支点の支承上にプレキャスト横梁を設置し、それを介して主桁を連結する構造であり支承は架設時・連結後ともに1点支承とすることが可能となる。
近年では豪雨による高速道路土砂崩れ災害に対して優れた施工性を発揮し早期の復旧を実現した。
■支承数の大幅削減による効果
・点検、交換などの維持管理の容易化
・コスト縮減
・工期短縮、規制の短縮
・橋脚の小規模化による景観の維持、配慮
■主桁端部構造の耐久性向上
・PC鋼材端部のかぶり確保
・落橋防止装置の効率的な配置
実物大供試体を用いて、連結部の載荷試験と非線形FEM解析を行い、安全性と解析の妥当性を確認。
(コスト比較対象)プレテンション方式6径間連結桁橋(新設)
橋長:143.000m
全体幅員:10.150m(有効幅員:9.260m)
施工面積:1324m²
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