電子カタログ
Nタイプ 垂直スリット 納まり図
垂直・水平スリット止水仕様接続部納まり図
自立補強型の耐震スリット材
耐震スリットは壁と柱・梁との縁を切ることを目的に設置し、構造安全性の向上を図るものである。
しかし、縁を切ることにより延焼や音漏れ、漏水などの弊害が生まれてしまうため、スリット自体にもこれらを防ぐ性能が要求される。
「アクシス耐震スリットNタイプ」では、各種品質性能試験を下記の通り実施した結果、高い効果が確認された。
・耐火性能:2時間耐火試験実施済み(ISO834‐1)
・遮音性能:同一条件下で製作したコンクリートの壁のスリットの有無による音響透過損失測定値の差は、2dB以下であることが確認できた(1/1オクターヴでの換算値)。
・水密性能:平均圧力980Pa(都市再生機構判定基準)
●商品記号
水平スリット補助材機能と止水板を併せ持った製品。
つま壁などで打継目地と水平スリットから外壁までのかぶりを大きく取りたい時に有効である。
梁のかぶりが20mmでも製品がFLよりも5mm上に出ているため、25mmの厚みが確保できる。
層間変形角により必要なスリット厚さがある場合、スリットにかかる振れ止め筋にも収縮性が必要になる。
振れ止め筋自体は縮まらないため、面内変形時に弊害とならないように、あらかじめ可動域を確保する必要がある。
耐震スリットに対する構造設計上の必要性が高まるにつれ、階段室にもスリットを設置する設計が多く見受けられる。
また、建築物のデザインが多様化する中、以前はスリットを設けることが少なかった箇所や特殊な形状の壁・梁に対応する製品への需要が高まっている。
アクシスでは、階段をはじめとしたさまざまな特殊形状スリットの製作も行っている。
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