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体育館や屋内スポーツ施設の多くは、床下地コンクリートの上に木製や鋼製の支柱・根太・大引きを組んだ上に、木板やフローリング、シート材を積層した二重床工法を採用している。
この工法では床下空間を設定して配線配管や通気を確保するメリットがあるが、踏む位置によって床組の構成が異なることにより反発性や踏み心地に大きなバラツキがある。
テクセル床工法は、床下地コンクリートと表層仕上げ材の間に「TECCELL(テクセル)」パネルを挟み込む直床形式の工法で、反発性能を持ったまま、衝撃吸収性を持たせる積層床工法である。
また、より大きな緩衝性を求められるスポーツ競技向けには、さらに弾力層を設けることでジャンプ着地による膝への負担を軽減させる。
本工法は、「TECCELL」と弾力層の厚みや密度を変えることにより反発性・緩衝性・弾力性をコントロールすることができて、下階伝播音も低減できることから地上階に限定しなくても運動室を設けられる。
このため、多様なスポーツ競技から機能訓練などのリハビリ室などにも適用できる。
また、さまざまな施工方法に対応するため、既存フローリングの上からテクセル床を設置する「増し張りフロア」も新しく開発した。
※弾力層あり | フローリングタイプ | スポーツシートタイプ |
緩衝効果値 | 20.3~34.3 | 23.9~27.7 |
振動減衰時間 | 0.07~0.09 | 0.07~0.09 |
床の硬さ | 57~69 | 61~64 |
※JIS A 6519「体育館用鋼製床下地構成材」による
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最終更新日:2023-12-08