深層混合処理工法は、軟弱地盤中に安定処理材(セメントスラリー)を強制的に注入しながら機械攪拌混合することで軟弱土を強固な改良体に改良する工法である。攪拌混合時における「共回り」、「連れ回り」現象を防止して平面的攪拌から立体的攪拌混合を実現し、従来よりも均一な改良体を築造することができる工法。外翼と内翼との相対撹拌による優れた撹拌性能により、バラツキのない高品質な改良体を造成できる。
[特長]
1)大口径施工:改良径を、φ1000×2軸(改良面積1.5m2)から、単軸のφ1600(改良面積2.01m2)、φ2000(改良面積3.14m2)と大きくすることにより、施工本数が少なくすることができ、工期の短縮やコスト縮減を図ることができる。
2)品質の確実性:攪拌翼を相対攪拌方式とすることで、立体的な攪拌混合を可能とし、均一な改良体を造成することができる。