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建設資材データベーストップ > 特集記事資料館 > 積算資料 > 【積算資料・臨時情報】異形棒鋼が最高値を更新
2022年5月18日発表

H形鋼も過去最高値に迫る~東京地区ではセメント、アスファルト混合物が上昇~

世界経済が新型コロナウィルス禍から回復基調を強めたことを契機に高騰した国際的な資源相場は、ウクライナ危機と円安の要因が加わったことにより騰勢を強め、高止まりが長期化している。
こうした資源を原材料とする建設資材の市況は、これまで鉄鋼製品や石油製品を中心に上昇を続けてきた。
しかし、長引く資源やエネルギー相場の高止まりによる原材料コストや輸送コストの上昇は、資材の種類を問わず幅広く波及しており、国内の建設資材の値上げ圧力は全面的に強まっている。
メーカーや流通筋の価格転嫁の動きは日を追うごとに加速しており、その影響が全国的に顕在化している。
 
当会4月調査に基づく全国の建設資材価格指数(2015年度平均=100)は建築・土木総合で142.7となり、前月から2.7ポイント上昇。
前年同月比では29.3ポイントの上昇となり、資材価格の上昇が再び加速していることを裏付ける結果となっている。
(価格指数の詳細は『積算資料』2022年6月号前文8頁および当会HP【建設資材価格指数】をご参照ください。)
 
『積算資料』2022年6月号(5月10日までの調査結果)では、横ばいが続いてきた首都圏のセメントやアスファルト混合物が上昇。
セメントはt当たり前月比1,000円上伸の1万1,800円(東京地区・以下同)、再生加熱アスファルト混合物はt当たり前月比500円上伸の8,700円となった。
 
鋼材類では、異形棒鋼がt当たり前月比9,000円上伸の12万円と史上初めて12万円台となり、およそ14年ぶりに最高値を更新。
前年同月比では+51.9%となり、この1年で価格上昇率は5割を超える急騰となっている。
また、H形鋼もt当たり前月比3,000円上伸の11万8,000円となり、過去最高値に迫る水準となっている。
 
鋼材類以外では、コンクリート型枠用合板が枚当たり1,910円と前月比70円の上伸。これで17カ月連続の上昇となり、異例ともいえる長期間の続騰となっている。

 
 

積算資料 6月号 主な市況上伸品目【東京】

 

品名 規格 単位 価格 前月比 前年同月比
異形棒鋼 SD295 D16 ② 120,000円 +9,000円
(+8.1%)
+41,000円
(+51.9%)
H形鋼 200×100×5.5×8mm
SS400 ②
118,000円 +3,000円
(+2.6%)
+35,000円
(+42.2%)
セメント 普通ポルトランド(バラ) 11,800円 +1,000円
(+9.3%)
+1,000円
(+9.3%)
再生加熱アスファルト混合物 再生密粒度(13) 8,700円 +500円
(+6.1%)
+500円
(+6.1%)
コンクリート型枠用合板 無塗装品ラワン
12×900×1800mm
1,910円 +70円
(+3.8%)
+600円
(+45.8%)
CVケーブル 600V 3心38mm2 m2 1,785円 +115円
(+6.9%)
+433円
(+32.0%)

価格推移の詳細は『積算資料』2022年6月号前文6~7頁をご参照ください。
 
 
足元では、ウクライナ危機も長期化しており、資源の供給懸念から原材料価格の大幅な下落は当面見込みにくい。
現在、国内の建設資材メーカー等が打ち出している値上げの多くは、ウクライナ危機に端を発した原材料価格の高騰分までは織り込んでいないとされる。
そのため、メーカーや流通筋では今後さらなる値上げの必要に迫られる可能性も高く、建設資材価格の上昇は今後も幅広く続く公算が大きい。
 
 
PDFファイルはこちら。
全国主要都市における主要資材の市況・価格推移はこちら。
 
 

お問い合わせ先
一般財団法人 経済調査会 土木第一部 TEL 03-5777-8215
建築統括部 TEL 03-5777-8217

 
 

 

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