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建設資材データベーストップ > 特集記事資料館 > 積算資料 > 【積算資料・臨時情報】世界的な資源高により資材価格の騰勢続く!
2022年3月18日発表

ウクライナ情勢の緊迫化により、今後さらなる急騰の可能性

原油や天然ガス、金属、石炭といった鉱物資源の国際商品相場が騰勢を強めている。
加えて為替相場の円安・ドル高進行が重なったことから輸入コストが上がり、国内の建設資材の原材料コストや輸送コストに大きな影響を与えている。
 
建設資材のメーカーや流通筋では、こうしたコストの上昇分を販売価格に転嫁する動きを強めており、当会2月調査に基づく建設資材価格指数(2015年度平均=100)は建築・土木総合で138.9(東京地区)と、前年同期比26.6ポイントの上昇となり、異例の上昇が続いている。
(価格指数の詳細は『積算資料』2022年4月号前文8頁および当会HP【建設資材価格指数】をご参照ください。)
(【建設資材価格指数】URL:https://www.zai-keicho.or.jp/price_relative/)
 
『積算資料』2022年4月号(3月10日までの調査結果。東京価格)では、異形棒鋼がt当たり前月比5,000円上伸の10万1,000円とおよそ14年振りとなる10万円台まで上伸したほか、鉄スクラップが同じくt当たり8,000円上伸の5万500円、軽油(ローリー渡し)が㎘当たり前月比5,000円上伸の12万1,000円となるなど、世界的な資源高に国内の建設資材の流通価格は敏感に反応し、多数の資材が全国的に上昇傾向となっている。

 
 

積算資料 4月号 主な市況上伸品目【東京】

 

品名 規格 単位 価格 前月比 前年同月比
異形棒鋼 SD295 D16 101,000円 +5,000円
(+5.2%)
+23,000円
(+29.5%)
鉄スクラップ H2 50,500円 +8,000円
(+18.8%)
+17,500円
(+53.0%)
軽油 ローリー Kℓ 121,000円 +5,000円
(+4.3%)
+25,000円
(+26.0%)
600V架橋ポリエチレン絶縁
ビニルシースケーブル(CV)
3心 38mm2 1,670円 +113円
(+7.3%)
+390円
(+30.5%)
フロート板ガラス FL5 5mm
2.18m2以下特寸
m2 1,680円 +280円
(+20.0%)
+280円
(+20.0%)

価格推移の詳細は『積算資料』2022年4月号前文6頁をご参照ください。
 
 
足元では、ウクライナ情勢の緊迫化により資源の供給懸念が世界的な広がりをみせ、国際的な相場はさらなる高騰局面を迎えている。
ロシアのウクライナ侵攻と対露経済制裁の発動をきっかけに、原油の国際相場は一時リーマン・ショック後の最高値を更新し、銅、アルミ、ニッケルといった非鉄金属も急騰。
石炭や鉄スクラップ等も需給ひっ迫への懸念から騰勢に拍車がかかっている。
そのため、今後も資源高による建設資材の原材料コストの上昇は続いていくものとみられ、こうしたコスト増分をメーカーや流通筋が販売価格に転嫁する動きはさらに強まることが予想される。
 
ただし、ウクライナ情勢の行方は不透明感も強く、今後の建設資材の価格動向が注目される。

 
 
PDFファイルはこちら。
全国主要都市における主要資材の市況・価格推移はこちら。
 
 

お問い合わせ先
一般財団法人 経済調査会 土木第一部 TEL 03-5777-8215
建築統括部 TEL 03-5777-8217

 
 

 

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