• 建設資材を探す
  • 電子カタログを探す
ホーム > 話題の新製品 > 建築資材・工法 > 日立機材が柱絞り通しダイアフラム工法『スマートダイアⅡ工法』を発売

日立機材株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:笠原 伸泰)は、鉄骨造柱はり接合部に用いる柱絞り通しダイアフラム工法『スマートダイア工法』をリファインし、『スマートダイアⅡ工法』として発売した。
 
日立機材が柱絞り通しダイアフラム工法『スマートダイアⅡ工法』を発売
 
■工法の概要
鉄骨造の柱はり接合部において、上階柱を下階柱よりも小さくする(以下、柱絞り)ことにより、建物の有効スペース拡大や鋼材量低減による建築費の削減を図りたいというニーズに対応し、異なる柱サイズが接合可能な柱はり接合部の設計および施工の簡便化、柱はり接合部のトータルコスト削減が可能な「スマートダイア工法」にて、さらなる利便性を高めるため、柱サイズおよび柱材質等の適用範囲が拡大した。
主な特長は下記の通り。
 
●上下階の柱サイズが異なる柱はり接合部に適応
本工法は、上下階柱のサイズが異なる柱はり接合部に用いる通しダイアフラム工法である。
本工法を用いることで、上階柱は下階柱よりも小さな柱を用いることが可能となる。
従来は柱絞り量が50mmのみの対応であったが、本工法では柱絞り量が100mmまで対応可能となり、更なる自由度の高い建築物の設計を実現する。
 
●柱はり接合部のコスト削減
在来工法に比べ、柱はり接合部はシンプルな構造となるため、材料費・加工費等の削減が可能。
 
●施工期間の大幅な短縮が可能
パネル部に上下階の柱材と同じ一般的なストレート形状のコラムを用いるため材料入手も容易。
また、部材である「スマートダイア」も短納期で納入可能な体制を整えており、施工期間の短縮を実現する。
 
●適用範囲の拡大(柱サイズ・柱およびはり材質)
本工法では柱サイズの適用可能が拡大。
従来では下階柱サイズ□550までの対応であったが、最大□700まで対応可能となる。
また、柱材質も400ニュートン級以下(BCR295等)に加え、490ニュートン級の柱材質(BCP325等)にも対応可能。
さらに、はり材質も490ニュートン級かつ基準強度を1.1倍して構造計算した建築物にも本工法は対応可能となった。
 
■問い合わせ先
日立機材株式会社
TEL:03-3615-5432
http://www.hitachi-kizai.co.jp/

最終更新日:2015-04-08

 

同じカテゴリの新着記事