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クラボウ(本社:大阪市中央区/東京都中央区、社長:藤田晴哉)は大日本印刷株式会社、阪神高速技術株式会社と共同で、高架橋やトンネルなどのインフラ構造物の定期点検の際、コンクリートの浮きなどの不具合箇所を発見した時点で、点検者が直ちにコンクリート片の剥落防止措置を簡易的に実施することを可能にする『DK-ピタットエイド』を開発した。
 
クラボウ、大日本印刷、阪神高速技術が老朽化した構造物のコンクリート片の剥落を簡易的に防止する『DK-ピタットエイド』を共同開発
 
■製品の概要
コンクリート片の剥落を防止するクラボウの高強度ポリエチレン補強繊維ネット「クレネット」を、
大日本印刷が開発した特殊な接着材によりラミネートして一体化した粘着シート状の製品で、
平成28年度中の製品化を目指している。
主な特長は以下のとおり。
 
①コンクリート表面の不具合箇所を下地材料塗布により平滑にし,外装のPETフィルムを剥がしてコンクリートに貼るだけで、
 簡単に補修できる。
②太陽や蛍光灯などに含まれる紫外線の照射により,接着剤の硬化が開始する。
③従来のポリマーセメントモルタル等による補修工事に比べ施工時間を大幅に短縮できる
④不具合箇所の発見から恒久的な補修工事が行われるまでの間の剥落リスクを低減する。
⑤コンクリート片の剥落防止性能を評価する耐荷試験(押抜き試験)で約2.5kNと、補修に必要な規定値(1.5kN)を上回っている。
 
■問い合わせ先
クラボウ
http://www.kurabo.co.jp/

最終更新日:2016-08-30

 

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