• 建設資材を探す
  • 電子カタログを探す
ホーム > 話題の新製品 > 共通資材・工法 > センクシアが工場・倉庫の既存建屋の露出型柱脚を耐震化する工法『スマートフィット工法』を発売

センクシア株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:笠原伸泰)は、同社が蓄積してきた露出型固定柱脚の技術と経験を応用した、根巻き補強に替わる新工法『スマートフィット工法』を発売した。
 

  • 工法概念図
    工法概念図
  • 従来工法(右)に比べ補強部材が張り出さない
    従来工法(右)に比べ補強部材が張り出さない



 
■製品の概要
既存の工場・倉庫建屋を耐震化する際、柱脚部をコンクリートで覆う根巻き補強工法が一般的であるが、
柱断面が大きくなるため生産活動への影響が避けられず、コスト・工期の面でも課題がある。
 
『スマートフィット工法』は、鋼製の補強材を柱の近傍に設置することで、柱からの張り出し寸法を低減、
工場の利用可能面積を大きく損なわず、柱脚部周辺の視認性も確保できる。
基礎柱形内にあと施工アンカーを打設することで、補強材が周囲に大きく張り出さずに
柱脚の曲げ耐力・剛性を向上させることができる。
 
昭和36年建設の同社工場の耐震補強工事において、「生産性への影響を少なく」をコンセプトに、
十分な討議ならびに性能確認を重ねて、開発・実用化された。
 
新たに考案した補強用の設計式を用いることで、耐力と剛性を精度よく評価できる。
さらに、「構造実験により補強効果を確認し、鉄骨造柱脚補強工法としては国内で初めて
(一財)日本建築総合試験所より性能証明を取得している。
 
基礎の増設のためのコンクリート工事が不要で、柱に設置した配電盤などの機器移設も減少するため、
従来工法に比べてコストも工期も削減できる。
工場・倉庫を稼動しながらの施工も可能。
 
■問い合わせ先
センクシア株式会社
https://www.senqcia.co.jp/

最終更新日:2017-03-23

 

同じカテゴリの新着記事