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ホーム > 話題の新製品 > 建築資材・工法 > 「トッパンIoT建材」事業の取り組みを開始

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾)は、従来展開してきた建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りや健康管理など社会課題解決に貢献する新しい建装材を提供する「トッパンIoT建材」事業に着手する。
 
トッパンIot建材
 
 

同事業の製品化第1弾として、床材と圧力センサーを組み合わせることで位置検出を可能とする『ロケーションフロア』を開発。2018年12月より、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界、自治体などに向け本格的な販売を開始する。

また今後、床材と体組成計を組み合わせることで日常的な健康管理ができる製品や、壁材とディスプレイを組み合わせることで情報を表示できる製品などを順次開発し、そのラインアップを強化していく。
 

■ロケーションフロアの特長
 
・居住者のさりげない見守りが可能
位置情報を測定するセンサーは床材と一体化しており、踏んだ感触も通常の床材と変わらないため、従来見守りサービスで主に使われているカメラや赤外線センサーと比較してより自然に、ストレスフリーな見守り機能を提供できる。この特長が最大限活かせる場として、脱衣場やトイレなど、ヒートショックが起きやすいプライベート空間での活用が可能。
 

・自己発電による省エネルギーの実現
同製品は、センサーが踏まれた圧力で自己発電するため、居住者は日常生活の中で床を歩いているだけで、その位置情報をクラウドサーバに発信できる。
 

・短納期、低コストでの施工が可能
自己発電により特別な配線工事などが不要で、通常の床材と同様の施工が可能なため、短納期・低コストで利用できる。新規物件だけでなく、リノベーションなどの用途でも活用できる。
 

■今後開発する「トッパンIoT建材」のラインアップについて
 
1. 日常的な健康管理ができる床材
体組成計を組み込んだ床材により、日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を取得できる。管理ツールを組み合わせて、同居する家族それぞれのデータを管理することも可能。
 
2. 情報を表示できる壁材
ディスプレイと化粧シートを組み合わせた壁材で、生活情報や地域情報などを受信し、表示することができる。ディスプレイを非表示にすることも可能なため、日常生活において空間デザインを損なわない。
 
 

■問い合わせ先
凸版印刷株式会社 
https://www.toppan.co.jp

最終更新日:2018-11-26

 

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