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ホーム > 話題の新製品 > 土木資材・工法 > 高張力ボルト 鋼板・コンクリート合成床版の上面からのみの施工を可能とした製品を拡販

神戸製鋼所と神鋼ボルト、大阪大学大学院名誉教授・大阪工業大学教授 松井繁之氏の3者は、橋梁用床版の一種である鋼板・コンクリート合成床版の施工性向上に寄与する高張力ボルトを、2003年に開発した。両ネジのボルトに落下防止のための節を取り付けた「節付き両ネジ高力ボルト」で、下面のナットの締め付けと塗装を事前に行い、現場では、上面から添接板のはめ込みとナットの締め付けだけで施工が完了するもの。下面からの作業を行うのに必要だった足場が不要となり、施工性が向上した。
2006年には、松井教授を委員長とした『片面施工用高力ボルトの施工性向上に関する研究会』を設立し、同社と神鋼ボルト、松井教授の在職される大阪工業大学など合計8者で、施工性向上とその施工指針作成、試験施工を視野に入れて活動している。
同製品は、施工性の向上とコスト削減に寄与することから、橋梁以外の用途への展開を含め、更なる採用の拡大を目指すとしている。
 
神戸製鋼所

■問い合わせ先
 神戸製鋼所
 http://www.kobelco.co.jp/index.html


 

最終更新日:2007-08-30

 

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