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ホーム > 話題の新製品 > 土木資材・工法 > CO2排出量を削減する半たわみ性舗装『低炭素ポリシール』

株式会社 NIPPO(本社:東京都中央区、代表取締役社長:水島 和紀)は、CO2排出量を削減する半たわみ性舗装『低炭素ポリシール』を発売した。

低炭素ポリシール

■製品の概要
半たわみ性舗装は、特殊なセメント・硅砂・ポリマーなどと水を混合して製造したセメントミルクを、開粒度アスコンの空隙に浸透させる舗装工法で、同社は「ポリシール」の名で展開している。アスファルト舗装のたわみ性とコンクリート舗装の剛性をあわせ持っており、交通量の多い交差点、大型車両の停車するターミナルや構内道路などに使用される。
このほど、プレミックス材およびセメントミルク製造時のCO2排出量を大幅に削減した半たわみ性舗装「低炭素ポリシール」が開発された。低炭素セメントを主原料とする専用プレミックス材「低炭素ポリパック」に水を加えたセメントミルクを注入する工法で、コストも施工法も従来の半たわみ性舗装と同等である。
低炭素セメントは製造時のCO2排出量が普通セメントの1/8程度であり、かつ単位面積あたりのプレミックス材使用量を減らすことで、セメントミルク製造時のCO2排出量を削減した。同社従来工法に比べ、舗装体ベースで15.3%の排出量削減が可能となる。さらに母体となる開粒度アスコンに、通常より30℃低い温度で製造される中温化合材を使用し、低炭素型ポリパックを併用すれば、削減量を16.4%にまで高められる。
環境省の「環境ラベル等データベース」の登録を申請中。

■問合せ先
株式会社 NIPPO
TEL 03-3563-6727
http://www.nippo-c.co.jp/

最終更新日:2012-11-01

 

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