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ホーム > 話題の新製品 > 機械設備資材・工法 > 三浦工業がガス焚き小型貫流蒸気ボイラ『SQ-1200ZU』を発売

三浦工業株式会社(本社:愛媛県松山市、社長:高橋 祐二)は、東京ガス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本 毅)、大阪ガス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:尾崎 裕)、東邦ガス株式会社(本社:名古屋市熱田区、代表取締役社長:安井 香一)の都市ガス3社と共同で、ガス焚き小型貫流蒸気ボイラ『SQ-1200ZU』を開発し、2013年4月に発売する。

SQ-1200ZU

■製品の概要
排ガスの余熱でボイラの給水を加熱する「エコノマイザ」の構造を改良し、伝熱面積を増やすことで、排ガスからの熱回収量を約10%向上させ、ボイラ効率が97%まで向上。
ボイラ燃焼部の空気量とガス量を調整する弁と構造を改良し、ターンダウン比(最低出力と定格出力の比)を「1:2」から「1:4」へと、大幅な燃焼範囲拡大を実現した。これにより、低出力時でも最適な空気と燃焼の比率を維持し、燃焼を安定させることが可能。さらに、ON/OFF回数を低減することにより運転効率も向上している。
また、独自の「ノンファーネス缶体」と「大型予混合バーナー」の組み合わせにより、局所的な高温燃焼の無い、安定した低温燃焼を実現し、NOx:35ppm以下(O2=0%換算、13A実測値)を達成している。
さらに、ノンファーネス缶体は燃焼室を持たないため、ボイラは薄型でコンパクトになる。
ボイラ停止後、再起動する際に行う換気(プレパージ)は、炉内容積の4~5 倍の風量で行うため、1回あたりのプレパージで失う熱損失(パージ損失)は、炉内容積に比例するが、ノンファーネス缶体は、燃焼室を持たないため炉内容積は非常にコンパクトになり、パージによる熱損失を、1/5に低減できる。

■問合せ先
三浦工業株式会社
http://www.miuraz.co.jp/

最終更新日:2013-03-18

 

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