- 2022-06-29
- 建築資材・工法
株式会社ダイテック(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野村 明憲)は、と、株式会社住宅アカデメイア(本社:東京都港区、代表取締役社長:楳野 範生)は、ダイテックが提供する「注文分譲クラウドDX」と住宅アカデメイアが提供する「助っ人クラウド」のプロダクト連携を開始した。
■背景
世界中で急速に進むインフレの影響を受けて現在住宅業界では、資材や住宅設備等の高騰による原価上昇が深刻化しており、限られた人員で利益を最大限確保するため、業務効率化が切迫した課題となっている。
「注文分譲クラウドDX」および「助っ人クラウド」は両者とも住宅事業者をユーザーとする住宅事業基幹クラウドシステムだが、さらなる付加価値向上を目指し、このたびプロダクト連携を開始することとなった。
■プロダクト連携の概要
・「注文分譲クラウド DX」とは
注文、分譲住宅の両方の事業に対応し、顧客管理から商談・契約・見積・実行予算・発注・査定・支払い・アフターまで一貫処理ができるクラウドシステム。
自社保有のインターネット・データ・センターによる堅牢で強固なサーバー環境と、住宅実務の現場を熟知した使いやすいきめ細やかなシステム設計が特長となっており、特に経理・会計分野に非常に優れた、堅実なクラウドシステムである。
・「助っ人クラウド」とは
同じく住宅業務を一元管理できるが、特徴としてアフター事業の利益創出に重きを置いており、アフター点検やリフォーム改修提案、中古住宅評価額査定による売却提案等を円滑に行える独自の機能を有している。
また、クラウドに蓄積した設計図書等のデータを、住宅アカデメイアのグループ会社である株式会社ハウスジーメンが提供する「住宅瑕疵(かし)保険」の申請に活用することも可能。
・プロダクト連携について
この度のプロダクト連携は「注文分譲クラウドDX」に登録されている物件情報や顧客情報等の主要データを「助っ人クラウド」に連携するものである。
これにより、「注文分譲クラウドDX」のユーザーである住宅事業者は、「注文分譲クラウドDX」および「助っ人クラウド」のメリットを最大限活用でき、住宅事業におけるさまざまな業務をより広範囲にわたって一気通貫で処理できるようになり、さらなる業務効率化が見込めるようになった。
■問い合わせ先
株式会社ダイテック
https://www.kensetsu-cloud.jp/
- 2022-06-21
- 建築資材・工法
さまざまな劣化原因から建物の安全性と美観を守る耐久設計と維持保全の要点を、部位や部材、劣化の種類ごとに詳しく解説した1冊。
近年増えている中大規模の木造建築物に特化した内容であり、市庁舎や学校施設、屋内プールなどの豊富な事例が、写真とともに紹介されている。
新しい建築材料の特徴や、各種劣化現象のメカニズムなどの技術情報や調査・実験結果も多数掲載。
■お問い合わせ
森北出版株式会社
https://www.morikita.co.jp/
- 2022-06-21
- 建築資材・工法
子どもの体格に合わせたサイズ展開と、シンク12色・カウンター63色の豊富なカラーバリエーションが好評の同社従来品「フラップ」。
今回発売された「フラップMO」は、シンクの奥行を50mm小さくすることで、子どもの手がより水栓に届きやすくなっている。
カウンターの高さは3種類から選択できるほか、シンクの間口は1mm単位で指定可能で、施工場所に隙間なく設置できる。
■お問い合わせ
株式会社エービーシー商会
https://www.abc-t.co.jp
- 2022-06-21
- 建築資材・工法
世界初となる超小型電気自動車専用の機械式駐車場。


省スペースかつ大容量、スピーディーな入出庫といった同社の従来品である「エコパーク®」の機能に、駐車中に自動充電できるという付加価値を追加。
超小型EV普及の課題となっている、駐車スペースと充電施設の不足を解消し、カーボンニュートラルに貢献する。
■製品の特長
1.コンパクトで大容量
直径9.5m、高さ15mの円筒型で、占有面積は約80m2、収容台数は40台。
一般的な平置き駐車場では約400m2の土地が必要となるが、本製品はその5分の1程度の占有面積となる。
2.スピーディーな入出庫
入庫時間は平均18.9秒(最短15.5秒)、出庫時間は平均19.7秒(最短17.2秒)。
待ち時間が少なく、滞留も発生しづらいため、駐車場前の広い待合スペースも不要。
■お問い合わせ
株式会社技研製作所
https://www.giken.com/ja/
- 2022-06-21
- 建築資材・工法
株式会社NTTドコモと株式会社JTOWERの技術協力のもと開発された、日本国内の携帯キャリア4社に割り当てられた5G Sub6帯全周波数に対応するガラスアンテナ。
5Gは、4Gと比較して高い周波数が用いられていることより、一つの基地局でカバーできる通信エリアが狭くなるため、5G通信エリアの拡充に当たっては基地局数をより一層増やすことが必要となる。
しかし、新たに基地局を設置するための物理的な場所の確保および景観上の制約が課題となっており、複数の携帯キャリア間で共同使用する「インフラシェアリング」がこれまで以上に重要となることが指摘されている。
本製品は「インフラシェアリング」に利用可能であり、携帯キャリアの設備投資負担の軽減に寄与する。
また、建物の外観を損なわないデザインであるため、景観への配慮が重視される場所への導入が期待される。
本秋よりJTOWERと商用実験を開始し、11月より商業生産を始める予定となっている。
■お問い合わせ
AGC株式会社
https://www.agc.com/
- 2022-06-21
- 土木資材・工法
法面や鉄塔、信号機などを遠隔で監視する目的で開発された通信内蔵の3軸傾斜センサー。
対象設備の傾きや振動、衝撃の発生を検知するとアラートを連続で発報し、1分ごとの状況変化をメール等で担当者へ通知する。
70mm×134mmというコンパクト設計のため設置性に優れており、多地点監視を低コストで実現し、定期巡回負担を大幅に軽減することができる。
■お問い合わせ
オプテックス株式会社
https://www.optex.co.jp/
- 2022-06-21
- 土木資材・工法
点検員が高速道路の路肩に降りて、橋梁の伸縮装置(橋梁のつなぎ目)を点検する作業の安全性向上と省力化を目的に開発された、走行するだけで伸縮装置の変状を検知する日常点検車両。
降車点検は、路肩からの目視点検と車両通過時の異常音などの確認をするため、点検員の安全性確保に加えて、聴覚や体感などに頼る定性的な点検となっていることが課題となっていた。
本車両には、車両が伸縮装置を通過する際に発生する音から伸縮装置の健全性を計測するシステムと、変状部位を特定するためのシステムによる「JIシステム」を搭載。
点検員の路上作業を削減し、安全性向上や省力化、点検結果の定量化が期待できる。

小型マイクロホン

振動加速度計

レーザ変位計
今後、愛知県、岐阜県、三重県内の路線で試行導入し、点検結果の蓄積や評価の検証を行い本格展開を目指す予定である。
■お問い合わせ
中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社
https://www.c-nexco-het.jp/
- 2022-06-21
- 土木資材・工法
ウォータージェット技術を応用した機械式工法(湿式)により、コンクリート、鋼構造物の旧塗膜および錆等の除去を行う技術。

施工状況

施工面比較
作業で発生する除去材、粉塵等を発生水と同時に自動吸引できるようにしたほか、表面に凹凸がある鋼構造物の塗膜除去を連続的に施工するために、2種類の専用端末装置(平坦部用、ボルト用)を開発・活用している点に新規性が認められた。
■工法の特長
1.施工音は低音域で鈍い音であるため、周辺環境への影響を抑えることができる。
2.均一な圧力で施工するため、従来のディスクサンダーを用いた乾式工法と比べて施工面にムラがなく、品質の向上が図れる。
また、熟練工に頼らなくても安定した品質を確保できる。
3.ミスト状の水を高圧力で衝突させるため表面は高温となり、余剰なミストは蒸発し、乾燥した面となる。
このため、次工程に速やかに取りかかることができ工程短縮が図れる。
4.除去材、粉塵等を発生水と同時に自動吸引するため、有害成分を含んだ塗膜もオープンスペースで施工することができ、作業環境が大幅に改善される。
また飛散もないため作業員への安全性が向上する。
ハンドミストジェット使用時の車両配置
NETIS登録番号KT-220012-A。
■お問い合わせ
株式会社サーフェステクノロジー
https://www.sf-tech.co.jp/
- 2022-06-15
- 建設ソフト、IT関連 | ハードウェア
ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:熊田 貴之)は、プラントやインフラ施設、工場や上下水道などの屋内点検向け球体ドローン「ELIOS シリーズ」の最新モデル「ELIOS 3」の国内発表およびデモンストレーションを、幕張メッセで開催される「Japan Drone 2022」の会期初日である6月21日(火)より、ブルーイノベーションブース・ステージにて行う。
■概要
「ELIOS 3」は、世界初の屋内3Dマッピング用LiDARセンサーと、飛行空間をリアルタイムに3Dモデル化するSLAMエンジン「FlyAware」を搭載しており、点検対象箇所・施設の多角的かつ高精度なデータ取得と、空間情報の3D化によるドローン周辺環境の容易な把握、それによるドローン操作の簡易化と高い安定飛行性を実現した。
さらに、取得データはELIOS 3と同時リリースされる専用解析ソフト「Inspector 4.0」を通して高解像度な3Dレポートとして出力され、施設の破損や異常箇所の位置を3Dマップ上で正確に把握・共有することができる。
■Japan Drone 2022開催概要
会期:2022年6月21日(火)~23日(木)10:00~17:00
会場:幕張メッセ展示ホール
主催:一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会(JUIDA)
URL :https://ssl.japan-drone.com
■問い合わせ先
ブルーイノベーション株式会社
http://www.blue-i.co.jp/
メガソフト株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:井町 良明)は、リフォームプランを3DCGでスピーディーに作成し、設置する家具・住宅設備の情報やリフォームのポイントを吹き出しPOPで明示できるリフォーム・リノベーション提案用ソフト「3D住宅リフォームデザイナー10」を発売した。
■商品の概要
3D住宅リフォームデザイナーは、2013年10月より販売しているリフォーム&リノベーション提案用の製品である。
リフォームのビフォーとアフターや、A案とB案のイメージをマウス操作中心の操作で軽快に作成でき、同じ視点で見比べができる「2画面リンク」機能が搭載されている。
「3D住宅リフォームデザイナー10」では、真壁造や斜め梁、勾配天井などの躯体入力の時短機能を拡充し、手数がかかっていたガラスブロック窓を作成する・テクスチャを任意の角度で貼る・既存の家具や住宅設備パーツを反転するなど、リフォーム前後のイメージ作成に有用な機能を多数追加搭載。
他にも、昭和家電・昭和家具のパーツ(オールドパーツ)や、ビフォー感を強調するエイジング機能も搭載。
さらに、視点を変えてもずっとこちらに向いて表示される「吹き出し表示」機能の搭載により、家具や住宅設備の説明(製品情報)の表記ができるほか、プランのポイントを文字で伝える機能としても活用できるようになった。
■主な新機能
【間取り編集画面の新機能】
・垂れ壁(直線/角丸/アーチ/半円/三角)
・小屋裏/小屋裏開口
・真壁和室
・独立壁の各頂点の上端/下端高さ変更
・柱入力(多角形対応)
・梁入力(斜め梁に対応)
・建具作成ウィザード(ガラスブロック窓パーツが作成可能に)
・棚作成ウィザード
・三方パラペット
・距離測定
・間取り図の部屋/敷地色切替
・部屋セットの登録/配置/分類
・部屋の隙間補正
・躯体ロック
・プレゼンボード作成(PowerPoint形式に対応)
・2次元DXF/DWG/JWW/JWCの入力/出力
・曲線入力
・面積・パーツ集計機能(EXCEL形式に対応)
・SVGファイル出力
【3D編集画面の新機能】
・パースの光沢/明るさ調整
・パーツに説明用の吹き出し
・パーツの反転
・テクスチャの回転/位置調整/色補正
・モデリング機能追加(スイープ、押し出し形状作成)
・SketchUpデータ入力(Ver.2021まで対応)
・glTF/GLBファイル出力(メタバース用データ出力)
・パース図を360度パノラマ画像出力
・背景に360度/180度パノラマ写真読込
・パースの特殊効果表示(半透明モデル追加)
【その他の新機能】
・英語OS対応
■3D住宅リフォームデザイナーとは
3D住宅リフォームデザイナーシリーズとは、メガソフトの3DマイホームデザイナーPROをベースに、リフォーム&リノベーション提案用に開発した製品である。
部屋、建具をマウスで並べて躯体を作成、立体化して、3D素材(家具・住宅設備・照明・壁材・床材・小物類など)をドラッグで配置して、内装・外装・エクステリアを作成することができる。
作成した住宅イメージは、高画質パース(レンダリング画像)、360度パノラマ画像、ルームツアー動画(ウォークスルー動画)に出力できる他、イエクラウド(3Dデータ共有アプリ)、メガソフトVRソリューション(別製品)でも閲覧できる。
打ち合わせツールとしてはもちろん、施工者とのイメージ共有など、広く利用できる製品である。
■製品の詳細
■問い合わせ先
メガソフト株式会社
https://www.megasoft.co.jp/