RTワンガード工法／RT工法｜コンクリート表面処理材ー表面被覆材ー｜レジテクト工業会

RTワンガード工法（施工前→施工後）

RT工法（施工手順）

RTワンガード工法は鉄筋コンクリート構造物の劣化因子を遮断し長寿命化を簡便に実現するため、防水性、遮塩性、亀裂追従性があり、省工程で作業性に優れる高強度一液ウレタン材を塗布する工法として開発された。
 
 

1. 工期が短縮…従来の含浸接着剤樹脂で三軸ビニロン繊維シートを張り付ける連続繊維シート工法と比べると工期短縮が可能。連続繊維シートを使わずに塗るだけで「はく落防止」ができるため、Ⅰ桁等の複雑な形状の施工で効果を発揮する。
2. 優れた性能…RTワンガード工法は、「押し抜き試験」に適合している以外にもコンクリート付着性、ひび割れ抵抗性、遮塩性、耐候性に優れており、コンクリートの劣化要因から構造物を保護する。
3. 実績のある耐久性…ポリウレタン樹脂自体は、既に50年近く建築の防水材に使用されており、その耐久性は国土交通省総合プロジェクトでも確認済みである。
4. 安定した施工…主材となるワンガードは、1成分形ウレタン樹脂であるため、通常の2 成分形樹脂と比べ、撹拌不足による未硬化等のヒューマンエラーが一切ない。
5. 美観性…従来工法の連続繊維シートを使用しないため、メッシュの目が表面に現れることなく平滑に仕上がる。
   プライマーEP-Fは、地下調整のパテを兼ねているため、コンクリート躯体の巣穴等に充填されピンホールを抑制する。

RT工法は、コンクリート構造物における雨水、融雪剤や飛来塩および海水による塩分の浸透により鉄筋の腐食・発錆から爆裂欠損を誘発し、構造物の強度低下させる問題を解決するため、亀裂追従性、コンクリート保護性能に優れ、抗張力部材としてのガラスクロス・ビニロンメッシュ等の繊維シートを用いずに｢性能規定｣を満たすコンクリートはく落防止対策として開発された工法である。
 
 

1. 工期が短縮…超速硬化ウレタン吹き付け工法であるため、複雑なⅠ桁等の施工でも迅速に進められる。従来の含浸接着樹脂で三軸ビニロン繊維シートを貼り付ける連続繊維シート工法の1/2〜1/3の日数、ワンデイフィニッシュの施工が可能。特に規制のかかる条件ではメリットを発揮する。
2. 優れた施工性…RT工法RT-SAF/RT-SBFは、「押し抜き試験」を合格している以外にも防水性、遮塩性、ガス透過性、中性化抑止性、耐候性に優れており、コンクリートの劣化要因から構造物を保護する。
3. 安定した施工と美観性…超速硬化ウレタンは、独自の機械システムで圧力、流量、温度管理をして吹き付けるため常に安定しており、また施工後数十秒で硬化するために温度、湿度等天候の影響をほとんど受けない。
   プライマーEP-Fは、地下調整のパテを兼ねているため、コンクリート躯体の巣穴等に充填されピンホールを抑制する。