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J-TEX工法は、光硬化の技術を使用した形成工法に分類される本管用の管更生工法である。
特殊に編み込んだ耐酸性ガラスクロスとガラス繊維に光硬化性樹脂を含浸したSORS Liner(ソールスライナー)を、マンホールから既設管内に引込み挿入し、専用治具(パッカー)を上下流端部に取り付け、空気送風機(ブロワ)により空気を送り込んで拡径し、光照射装置(UVチェーン)を更生材料内に挿入する。
再び空気送風機によって空気を送り込み、更生材料が既設管内面に密着して規定圧力に達したことを確認したのち、光照射装置によって樹脂を硬化させて所定の強度と耐久性を有した更生管を形成する。
本技術は、光硬化施工装置(UVケーブルコントロールユニット)を小型化することで、施工車両1台に施工機材と発電機および材料等を積めるようになっている。
また、光照射装置の前後と専用治具に設置したカメラにより、硬化時等の施工管理を更生材内部の全延長で可能としている。
さらに、材料の拡径に空気送風機をもちいることで、圧力上昇の安全性が確保できる。
管 種:鉄筋コンクリート管、陶管、硬質塩化ビニル管
管 径:呼び径150~800(鉄筋コンクリート管)
呼び径150~600(硬質塩化ビニル管、陶管)
施工延長:呼び径150~500 60m
呼び径600~800 10m
公的機関により試験を実施。
建設技術審査証明取得「審査証明番号 第2003号」。
項 目 | 形 状 | 申告値(MPa) |
短期曲げ強さ | 平板 | 270 |
円弧 | 90 | |
長期曲げ強さ | 70 | |
短期曲げ弾性係数 | 平板 | 13000 |
円弧 | 4500 | |
長期曲げ弾性率 | 10500 | |
短期引張強さ | 平板 | 100 |
円弧 | 50 | |
短期引張弾性率 | 平板 | 5000 |
円弧 | 3000 | |
短期圧縮強さ | 平板 | 100 |
円弧 | 60 | |
短期圧縮弾性率 | 平板 | 7500 |
円弧 | 5000 |
硬化装置内臓カメラにより、拡経・硬化中の管内確認が可能。
高品質を提供。
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最終更新日:2023-08-14