電子カタログ
日エフFRP検査路は、橋台や橋脚周りに設置する、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)を主材料とした検査路である。
道路橋などの下部工検査路は、飛来塩分や凍結防止剤の飛散による影響を受けやすく、従来の鉄製やステンレス製の検査路では塩害による腐食・劣化による安全性が懸念されていた。
GFRPを主材料とする検査路は耐食性に優れ、塩害で腐食しないため、メンテナンスフリーで効果的である。
鉄やステンレスに比べ非常に軽量で施工性にも優れ、設置費用および搬入費用を削減できる。
また、維持管理費の低減により、トータルコストの削減が期待できる。
1.GFRPを主材料としているため、耐食性が高く、高剛性である。またガラス繊維と樹脂で構成されているため、電気絶縁性が高い。
2.点検・検査の作業で想定される使用形態に対し、FRP検査路は剛性、手すりの安全性、転落防止性能などについて検証済みである。
3.架設方法によってはイニシャルコストを、さらにライフサイクルコストも鉄製検査路に比較して低減できる。
日エフFRP検査路の性能は、「NEXCO試験方法440FRP検査路」に従っている。
●手すりへの衝撃載荷試験後の目視による損傷の有無
・図の①、②の箇所については安全帯フックによる軽微な傷を確認、③についてはフックによる傷も確認できなかった。
・手すり支柱を固定する金具は、上段手すりがわずかに外側へ膨らんでいるため、ごくわずかな変形があったと推測される。
「NEXCO試験方法440FRP検査路」において、FRP検査路の信頼性・安全性が認められ、NEXCO各社に採用されている。
「橋梁関連資材|繊維強化プラスチック製検査路 日エフFRP検査路|日本エフ・アール・ピー株式会社」の資料請求はこちらから
最終更新日:2023-03-29