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株式会社 フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田 卓司)は、富士川建材工業株式会社(本社:横浜市金沢区、社長:原田 進)と共同で技術開発を進めてきた脱臭調湿建材『ディクリスウォール』の施工期間を、半分以下に短縮できる施工法を導入し、実用化に成功した。
 
脱臭調湿建材『ディクリスウォール』の省力化施工を実現
 
■概要
本製品はフジタと富士川建材工業が共同で技術開発した左官材料で、シックハウスの原因となるホルムアルデヒトやトルエンの有機物を吸収して分解する性能があり、生活臭気の原因となるアンモニアやトリエチルアミンなどにも同様の性能を発揮する。
さらに調湿性にも優れ、結露を予防する効果があるため、壁と天井の双方に使用可能。
従来工法では標準で約7日間の施工期間を必要としており、短工期の改修工事や、気温が低く乾燥時間が長くなる寒冷地では特に工期短縮が課題となっていた。
また塗厚が合計6mmと厚くなるため建具や床材などの取り合い部分の配慮が必要となっていた。
今回、下地塗り左官材の代わりに下地の水分を逃がす作用のある壁紙(商品名:SSシート)を施工することで、
 
●施工期間の短縮(下地塗り左官材で通常乾燥期間3日を要していたが、翌日にはディクリスウォールの施工が可能)
●施工コストを1割〜3割ダウン(施工面積による)

 
の効果が得られた。
また、壁紙の使用により厚みも3mmとなった。
 
フジタでは、北海道浦河町の「浦河赤十字病院増改築工事」において、霊安室、来客用トイレ、待合室の壁に本工法を適用。
同工事では、寒冷地のため下塗り材の乾燥時間が6日間必要なところを1日に短縮することができた。
霊安室は使用を開始して1年以上が経過したが、霊安室にこもりがちな線香の臭気がなく、従来工法で施工した場合と同様の状態を保っており、従来工法と同等の性能があることが確認された。
また、省力化施工法を天井材に適用した場合の実証試験を行っており、ディクリスウォールを用いていない廊下との比較において、TVOC(総揮発性有機化合物)の数値が1/3低減した。
 
■問合せ先
株式会社 フジタ
TEL:03-3402-1911
http://www.fujita.co.jp/
 
富士川建材工業株式会社
TEL:045-772-1811
http://www.fujikawakenzai.co.jp/

 

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