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ホーム > 話題の新製品 > 土木資材・工法 > 打設中の鋼管杭の鉛直度をリアルタイムに計測できる『鋼管杭鉛直度管理システム』

東亜建設工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:松尾 正臣)と信幸建設株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木田 正弘)は、打設中の鋼管杭の鉛直度をリアルタイムに計測できる『鋼管杭鉛直度管理システム』を開発した。
 
打設中の鋼管杭の鉛直度をリアルタイムに計測できる『鋼管杭鉛直度管理システム』
 
■システムの概要
本システムは、鋼管杭の4方向に取り付けられた計測器の上面から液面までの高さを耐振動性・防水型センサを用いて計測することにより、鋼管杭の鉛直度を求めるシステムである。
図に示すように、鋼管杭に対して向かい合って設置された計測器同士を連通管(水・空気)で接続することにより、計測器内の水が移動し、鋼管杭の傾斜に伴い変化する水頭差を計測して鉛直度に換算する。
鋼管杭の傾斜(θ)は、センサの取付幅(L)、計測器の上面から液面までの高さ(H1、H2)を用いて、
 
tanθ=(H1-H2)/L
 
として求めることができ、直径1mの鋼管杭において約0.003o(tanθ=1/16667)の精度で鉛直度計測ができる。
耐振動性を有するセンサを採用したことによって、打設中に発生するバイブロハンマの振動下でも施工中の鋼管杭の鉛直度をリアルタイムに計測することが可能。
 
■問合せ先
東亜建設工業株式会社
TEL:03-6757-3821
http://www.toa-const.co.jp/

最終更新日:2015-01-27

 

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