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ホーム > 話題の新製品 > 建設機械・工具 > 構造物の変位計測に最適なモニタリング技術『レーザー距離計による多点同時変位計測システム』

株式会社 ムーヴ(本社:東京都府中市、代表取締役:吉田 誠一)は、構造物の変位計測に最適なモニタリング技術『レーザー距離計による多点同時変位計測システム』を発売した。

レーザー距離計による多点同時変位計測システム

■システムの概要
同社は飛島建設と共同で、レーザー距離計を使って山岳トンネルの地盤変位をリアルタイムに検知し、切羽の押出し量などの地盤変位を最小1秒間隔で計測モニタリングするシステムを開発・実用化した。現場における適用性試験やたびたび切羽が崩壊した強変質塑性地山や未固結地山におけるトンネル現場等に適用し、その有効性ならびに実用性を確認した。
複数台のレーザー距離計によりトンネル切羽や構造物等の変位を面的にかつ連続的に同時計測し、リアルタイムに対象物の経時変化による挙動を監視して安定性を評価するモニタリング技術である。
レーザー距離計は建設現場で簡易測量に使うハンディタイプの安価なもので、Bluetooth通信機能によりワイヤレスで計測データを転送する。従来技術の自動追尾型トータルステーションを利用した変位計測に比べ、導入工程は70~75%短縮でき、計測監視業務の機器費用は75%程度低減する。
2011年12月、国土交通省新技術活用システムNETISに登録され(KT-110063-A)、東日本大震災の震災復旧・復興の現場における活用を支援する国土交通省の公式サイトにも掲載されている。
被災構造物の変状監視、崩壊斜面の二次災害防止、施工時の構造物の変位計測など、人が立ち入れない危険な状況での計測に最適。

■問合せ先
株式会社 ムーヴ
TEL 044-820-0530
http://www.movecorp.co.jp/

最終更新日:2012-11-01

 

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