- 2018-08-29
- 土木系
建設業向けのトータルCADメーカー、福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)は、測量業および建設コンサルタント業向けの機能強化と、ICT河川浚渫工に対応した3D点群処理システム『TREND-POINT Ver.6』を2018年10月23日(火)にリリースする。
■概要
国土交通省が推進する「i-Construction」の普及拡大に伴い、土木施工業のみならず、測量業や建設コンサルタント業においても3D点群の活用が広がっている。
今回リリースする『TREND-POINT Ver.6』では、観測された3D 点群による現況データの形状や色抽出による3Dトレース機能をはじめとした、測量や設計業務で特に需要がある機能を多数搭載し、作業効率の向上を図っている。
また、土木施工業向けの新機能として、2018年度より新設されたICT河川浚渫工における出来形管理への対応のほか、各要領(案)改訂への対応を図り、さらに幅広い工種への対応が可能となっている。
■測量業・建設コンサルタント業向けの新機能
1.3Dトレースの強化
・形状や色境界の自動抽出でトレース時間を大幅に削減。
・トレース位置を中心に画面を自動スクロールし画面移動手間を軽減。
2.DXF/DWG 形式出力対応
・TIN
・等高線
・トレース線
・縦横断
・任意断面
3.集合体抽出による指定範囲選択の強化
4.点群分割機能の強化
5.3Dメッシュ(TIN)自動作成
6.三角網くり抜き
■「i-Construction」各種要領(案)への対応
・新設されたICT 河川港湾浚渫工への対応
・改訂されたICT 土工・舗装工・港湾浚渫工への対応
■価格(税別)
標準セット:1,000,000円~
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp
- 2018-08-29
- 電気設備資材・工法
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(本社:長野県駒ヶ根市、代表取締役社長:伊藤 敦)は、『リボーン 補償サービス付きリチウムイオン蓄電システムNX3098シリーズ』発売した。
2009年に始まった太陽光発電の固定価格買取制度は、来年2019年にはスタートから10年が経過し、初年度に適用された住宅用太陽光発電設備の固定価格買取期間が終了する。
固定価格買取制度の適用が終了する住宅件数は、適用初年度だけでも約56万件となり、以降も増加が見込まれている。
そこで、太陽光発電システムで発電した電気を無駄なく有効活用するために、今後は蓄電池の需要が急速に拡大していくと予想される。
同社は、このような2019年問題を背景に、2017年7月に同社ブランドの『リチウムイオン蓄電システムNX3098シリーズ』を販売開始した。
今回のパッケージは、既に太陽光発電システムを所有している方が、蓄電システムを導入しやすくなるよう、既存の蓄電システムに新たに同社独自のリボーン 補償サービスを付帯しパッケージ化した製品となる。
■問い合わせ先
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社
https://www.nextenergy.jp/
星和電機株式会社は、電磁波ノイズ対策製品シリーズの新ラインアップとして、大電流基板向けノイズ対策部品の『3相ナノクリスタルコモンモードチョークコイル』(E24CMCシリーズの3相品)を発売する。
ナノクリスタルコモンモードチョークコイルは、インバーターおよび産業機械や業務用エアコン、パワーコンディショナー等を制御するパワーモジュール製品に対応した電磁波ノイズ対策製品である。昨年10月に発売を開始した単相のナノクリスタルコモンモードチョークコイル(E24CMCシリーズ)に加え、標準品(3相品)として「E24CMC566008TNV」と「E24CMC566008TNH」(定格電流60A)の2機種をラインアップした。従来の単相品に比べ本製品は、定格電流60Aと大電流に対応した製品となっている。温度特性については、以前のフェライトコア磁心のコモンモードチョークコイルでは、高温環境下で周辺温度により特性が変化し対策効果が安定しなかったが、本製品では高温環境下や低温環境下においても一定の対策効果を得ることが出来る。また、本製品はカスタム対応が可能となっている。
■特長
1. 定格電流60Aと大電流に対応
2. コア(磁心)にナノクリスタル材(軟磁性材料)を使用
3. ナノクリスタル材は透磁率が高く、優れたノイズ抑制効果がある
4. kHz帯域での高いインダクタンス性能を発揮
5. フェライトコア磁心のコモンモードチョークコイルよりも小型化および軽量化が可能
6. 温度の影響を受けにくく、高温環境下(最大120℃)でも安定した性能を保つ
■問い合わせ先
星和電機株式会社
http://www.seiwa.co.jp/
福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田直)では、測量CADシステム『TREND-ONE』と、測量機器メーカー最大手であるトプコン社の3D点群処理ソフトウェア「MAGNET Collage」との連携機能の提供を開始。
■概要
国土交通省が建設現場の生産性向上を目的に取り組む「i-Construction」の普及拡大に伴い、国土地理院では測量分野における「i-Construction」推進を図るため、測量新技術に対応した公共測量マニュアルを順次公表している。これにより、公共測量事業におけるUAVやレーザースキャナー(TLS)を用いた3次元測量が一般化することが見込まれている。今回「MAGNET Collage」で作成されるUAV/TLS成果情報データ(3次元点群情報)を『TREND-ONE』に直接取り込めるコマンドを追加し、点群処理ソフトとCAD間のシームレスな連携を実現した。これにより、公共測量マニュアルに則った作業計画から計測、出来形評価、成果物作成といった測量業務の一連の作業が、より高精度かつ効率的に行えるようになる。
・測量CADシステム『TREND-ONE』について
2016年にリリースされた64bit版の測量CADシステム。豊富な測量計算機能と、それに連動したCADで、あらゆる測量業務に対応できる。
・3D点群処理ソフトウェア「MAGNET Collage」について
測量機器メーカー最大手である株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野聡)が開発・販売する、レーザースキャナー・UAV・MMS で取得したデータを、1つで点群生成、データ合成ができる世界初のソフトウェア。シームレスな現場の3D化を実現し、現場の生産性向上を支援する。
■問い合わせ先
福井コンピュータ株式会社
https://const.fukuicompu.co.jp/
- 2018-08-03
- 共通資材・工法
株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:赤川喜和)は、生活道路や中心市街地の安心安全のための取り組みの一つとして、積水樹脂株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼 CEO:福井彌一郎)と『自発光ソフトライジングボラード』を共同開発し、8月1日より発売を開始した。
『自発光ソフトライジングボラード』は、地面下に収納されているボラード(車止め)が自動昇降して地上に現れ無人で車両通行を制御する施設である。上下に昇降するボラードは、特殊樹脂を採用しており、万が一の車両接触時の車体へのダメージを軽減する。また、高輝度LEDが常時点滅しており、ドライバーや歩行者からの視認性を高めている。
街側の環境整備として本製品を活用することで、生活道路(抜け道)・商店街(時間外の通行)・駐車スペース(違法駐車)および専用道(違法通行)の違法利用を防止させるとともに、交通事故防止や許可車両のスムースな利用にも役立つ。また、タイマー、リモコンおよび各種車両認識システムと連携することで、無人での道路通行規制を実現する。
■タウンマネジメントとして期待できる設置効果
1.確実な車両通行規制
・1)タイマー制御、2)リモコン制御、3)他システムとの連携等による制御が可能
・降下時、ボラードは地下ボックス内に収納され、車両通行が可能
2.交通事故の抑止
・許可車両のみの通行とすることで、生活道路(抜け道)・商店街(時間外の通行)・駐車スペース(違法駐車)
・および専用道(違法通行)の違法利用を防止
3.道路管理の軽減
・無人での道路通行規制が可能
・システムの活用により遠隔での作動管理が可能
4.街のにぎわいを創出
・曜日、時間帯での昇降設定により、イベントや歩行者天国の時間およびエリアの確実な確保が可能
・車両認識システムとの連動によりロードプライシングへの活用が可能
■お問い合わせ先
株式会社アークノハラ
https://arc-nohara.co.jp/
- 2018-08-01
- 住宅建材
岡部株式会社は、木造用高耐力柱脚金物『ピタットベース』の販売を開始した。
『ピタットベース』は柱脚金物と特殊な形状の施工誤差吸収部材(C1リング、C2リング、特殊な形状の座金(Q1座金、Q2座金)で構成している。『ピタットベース』の特長は、高い引張耐力を有すると同時にせん断耐力を有する、大きな施工誤差を吸収できる、接合部をすっきり納めることができる-などがある。
■製品の概要
1.高い引張耐力を有すると同時にせん断耐力を有する
短期許容引張耐力は60.0kNという高い耐力を有している。この耐力は、通常のホールダウン2本分の引張耐力に相当する。引張荷重を受けると同時にせん断力を受けることも可能で、短期許容せん断耐力は20.0kN。引張耐力だけでなく、圧縮耐力も有しており、短許容圧縮耐力は102.2kN。
2.大きな施工誤差を吸収
三日月状のC1リングとC2リングを用いることで、±15mmの施工誤差を吸収することができる。施工誤差によって生じる手間を大幅に低減することが可能。
3.接合部をすっきり納める
柱脚金物は105mm×105mmというコンパクトな形状で、周囲との干渉が少なくなっている。ホールダウンの取付が不要であるため、断熱材や接合部をすっきり納めることが可能。
■お問い合わせ先
岡部株式会社
https://www.okabe.co.jp/