水道管洗浄工法　JAB工法｜給排水衛生設備工事｜JABの会

洗浄装置およびコントローラー

工法概要図

概要

JAB工法は薬品などを一切使わず、コンピューター制御された圧縮空気（0.5～0.7MPa）を継続的に通水状態の水道管内に打ち込むことにより高速流体を発生させ、その衝撃力と流体通過時に起こる壁面への負圧効果、さらに泡が弾ける力を併用する水道管洗浄工法である。

コンピューター制御により単調なワンパターンの圧縮空気を打ち込むのではなく、不規則で多様なパルスパターンを発生させるため、洗浄能力の向上が期待できる。

一般住宅から公共施設などの大規模施設やマンションなどの戸室ごとの洗浄も可能で、洗浄時間も従来工法より大幅に短縮できるため、手軽かつ経済性の向上にも寄与する工法である。

作業工程

① JAB機を屋外に準備
建物外に洗浄に使用する圧縮空
気を作り出すエアコンプレッサー
を設置。

② 打込口取付
水道メーターを取り外し、コンピュ
ーター制御された圧縮空気を管内
に送るための打込口を取り付け。

③ コントローラーを設置
コンプレッサーのエアホースと管
内に圧縮空気を送り込む打込口
のエアーホースをコントローラー
に接続。

④ きれいな水になり工事完了
洗浄する給水栓を１カ所開放し、
圧縮空気を打ち込み管内を洗浄。
水がきれいになれば次の給水栓
へ移動し、全ての給水栓を洗浄。

特長

薬品を一切使用せず、安全・安心
コンピューター制御による圧縮空気を打ち込み、不規則で多様なパルスパターンを発生させることにより洗浄能力を高めるため、薬品を一切使用しない。
洗浄時間が短いため、日常生活への影響が最小限
配管の汚れ具合にもよるが、洗浄にかかる時間は1栓当たり2～5分程度。
洗浄する前の準備作業なども含め、1時間半～2時間程度（マンションなどの戸室洗浄時間）であるため、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能。
仮設工事不要で工期短縮、経済性にも優れる
仮設工事を必要とせず、専用機械を屋外に設置し、コントローラーやエアホースをつなぐだけで洗浄が可能のため、工期短縮が図れる。
さや管ヘッダー工法にも対応
ライニング工法のような配管内で物理的に汚れを削り落とす工法が使用できない箇所やさや管ヘッダー工法にも、高速流体での洗浄工法であるため対応できる。

採用事例

学校関係：小・中・高・共同調理場など
公共施設：保育所・幼稚園・福祉施設・会館・庁舎など公共集合住宅：県営・市営住宅・職員宿舎など

北海道・東北エリア	学校関係	7 件	北陸エリア	学校関係	277 件
	公共施設	15 件		公共施設	59 件
	公共集合住宅	9 件		公共集合住宅	124 件
関東エリア	学校関係	76件	近畿・中国エリア	学校関係	26 件
	公共施設	32 件		公共施設	27 件
	公共集合住宅	46 件		公共集合住宅	7 件
東海・信越エリア	学校関係	14 件	四国・九州エリア	学校関係	1 件
	公共施設	12 件		公共施設	3 件
	公共集合住宅	11 件		公共集合住宅	0 件