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ジャストベース工法は、保有耐力接合を満足した露出型弾性固定柱脚工法で異形ネジ節鉄筋をアンカーボルトとし、ベースプレート、ロックナット、座金、定着ナット、ジャストリング、無収縮モルタル等で構成されている。
構成部材は、全てJISおよび建築基準法第37条に基づく国土交通大臣認定品を使用し、工法においては(一財)日本建築センターの一般評定を取得している。
適用サイズは□150×150から□550×550の範囲で、F値235N/㎟、295N/㎟、325N/㎟の角形鋼管およびΦ190.7からΦ508.0の範囲で、F値235N/㎟、325N/㎟の円形鋼管に対応。
1.保有耐力接合
柱材の終局耐力×α倍の耐力を満足し、全ての製品が保有耐力接合を満たしている(軸力0以上の場合)。
柱材の降伏後も十分な変形能力を有している。
2.適用範囲が拡大(JEⅡ型 角形鋼管用)
保有耐力接合を満たさない範囲も適用可能となり、また、JBCR295 TSC295 に適用可能となった。
その他、基礎柱型・標準寸法から拡大対応が可能。
4本アンカー:標準寸法+120mmまで、8本・12本アンカー:標準寸法+200mmまで。
3.基礎の根切り深さを浅くできる
アンカーボルトのコンクリート埋め込み長さを短くすることが可能となったため、基礎の根切り深さを浅くし、コスト削減につながる。
4.信頼性の高い構成部品
ジャストベース柱脚工法の構成部品はJIS 製品および建築基準法37条に基づく国土交通大臣認定取得品を使用している。また、工法は(一財)日本建築センターの評定を取得している。
5.円滑・確実な施工
ジャストリングの使用により鉄骨柱建て方直後に柱芯が所定の位置に固定されるため、現場施工が安全かつ円滑に行える。施工管理はジャストベース施工技術委員会によって認定された有資格者が行う。
6.アンカー孔充填材「ジャストリング」
アンカーボルトの偏芯に対応。鉄骨建て方時に安全に、かつ速やかに施工が行える。アンカー孔のクリアランスも十分確保されており、芯ずれにも即座に対処することができる。鋼製リングのため、リング装着後、鉄骨柱の足元の固定が図れる。
現場施工の場合、通常は基礎コンクリート施工後モルタル饅頭を施工し、硬化を待ってから鉄骨建て方作業に移る。その際、鋼製ジャストレベルが効力を発揮する。ジャストベース施工時に鋼製ジャストレベルを取り付ければ、基礎コンクリート施工後ボルトの調整のみで鉄骨据付レベルの調整ができ、かつ即座に鉄骨建て方が可能となる。
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