パッケージ式監視カメラシステム｜電気通信設備｜環境電子株式会社

NETIS登録番号：KT-230251-A

システム構成品（監視カメラ2台、収納ボックス）

設置状況

概要

警戒エリアにおける現場作業員等の侵入状況を、２台のカメラを用いて３次元監視経由で自動検知するシステム。
無線装置または無線ネットワークによる端末装置の併用により、現場作業員等に対して自己の侵入状況を周知できる。

従来は、施工現場の警戒すべきエリアに配置された監視員が、人の移動を目視確認し、マイク等で現場作業員に危険を周知する方法で対応していた。
監視用途として作業員の常駐が必要であるほか、浚渫作業等の視認性が悪い現場では、正確な距離の把握が困難であり、リアルタイムで現場作業員へ危険の周知ができないことが課題であった。

特長

移動監視対象に対する高度化した検知センサー（モーションセンサー）を採用したことで、監視の範囲および緻密度の向上が図れる。
無線装置または無線ネットワークを経由した端末装置の併用による警報音での周知方法に変更。これにより、遠方の現場作業員等に対してリアルタイムで侵入状況に関する情報伝達が可能となる。
施工現場で目視確認する監視員が不要となり、省人化が実現する。
全国各地で使いたい時にレンタルが可能なため、利便性と経費の節減が図れる。

システム構成

項目	用途等
監視カメラ	CCDカメラを搭載し、警戒エリア内の侵入状況を立体的に監視する
液晶テレビ	３D範囲の警戒エリアの設定に使用
モーションセンサ	警戒エリアに侵入する現場作業員等の検知
モバイルルータ	スマートフォンなどの移動端末に警戒エリア侵入状況を伝達する。現場作業員等は自己の侵入状況を画像にて確認可能
アンテナ付警報発信機・警報受信器	警戒エリアに侵入する現場作業員等に対して、警報音でリアルタイムに周知

適用条件・範囲

自然条件
・完全な暗闇にならない場所（0.001Lux以上）
・周辺温度：0～50℃
・湿度：0～85％
現場条件
・システム稼働用に電源AC100V（50/60Hz）が必要。
・カメラ取付用単管設置ヤードが４㎡（２m×２m）程度必要。
・収納ボックスとカメラ間の専用ケーブルが必要、最長100ｍ。
破砕混合と養生
・改良機に破砕した岩石ズリを投入し、さらなる破砕および混合を開始する
・混合した岩石ズリを養生する
特に効果の高い適用範囲
・護岸工事や浚渫工事、埋め立て工事等の浚渫船、くい打ち船・土運船・引き船・押し船などに、漁船やレジャボート等の衝突監視。
クレーン船の高圧送電線や構造物の接触監視など。従来の赤外線センサなどが設置できなかった海上や上空の場所に最適。