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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2024年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

CVケーブル/銅価急騰し、最高値更新

 国内電気銅建値は、3月平均でt当たり134万円台と前月比約5万円上伸。4月初旬は過去最高の146万円と高値で推移している。
 一方、日本電線工業会の電線受注出荷速報によると、建設・電販向けの2月推定出荷量は約2万5100tと前年同月比約4.1%増。銅価急騰を受け、販売側は販売価格への反映を急ピッチで進めている。しかしながら、メーカーの新規受注再開により需給ひっ迫が解消に向かう中、需要者側が下げ余地を探る動きも見られ、価格は、600V3心38mm2でm当たり1968円どころと前月比約4.1%の上伸にとどまった。足元の銅価急騰に販売価格が追随しきれていないことから、販売側は採算悪化を回避すべくさらなる販価引き上げに注力する意向。一方、需要の端境期を迎える中、需要者側の抵抗は強まりを見せていることから、目先、横ばいで推移しよう。

CVケーブル/価格推移