デュアルシールド工法は、推進工法とシールド工法を併せ持った非開削による管渠布設工である。掘進機・関連推進設備は推進工法の設備を利用できる。
推進工法で可能な施工区間を施工し、急曲線等難しい残りの区間をシールド工法に切り替えて施工する。
セグメントの組立方法は掘進機内のジャッキ筒に組み込まれたエレクターで組み立てる。
1.密集市街地での管路構築が容易になる
・急曲線(R10m)が可能であり、交差点部での回転立坑が不要になる。
・推進工法サイズの立坑で施工が可能。
・泥濃式工法を採用することで同一掘進機で多様な土質に対応できる。
・泥濃式工法を使用することでプラント設備が少なく済む。施工条件で定置式、路下式、車上式などが選択可能。
2.コストの縮減が可能
・設備は推進工法のものが使用できる。
・推進工法を併用することで平均日進量がアップする。
・泥濃式工法を使用することで推進延長が増大する。
・シールド工法を使用することで立坑数が減少できる。
3.シールド工法と推進工法の利点を融合し、施工の隙間を埋めることができる
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