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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2024年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

セメント/荷動き堅調、価格は横ばい

 セメント協会まとめによる2月の東京地区セメント販売量は前年同月比5.3%増の21万3766tとなり、昨年9月以降、6カ月連続で前年を上回った。全国における今年度の出荷量は、同協会の想定を大幅に下回っているが、東京地区においては、再開発工事の本格化を背景に荷動きは堅調に推移している。
 価格は、普通ポルトランド・バラで前月比横ばいのt当たり1万5800円どころ。原燃料である石炭相場は、昨年、大幅に下落して以降、横ばいで推移している。こうした中、メーカー各社は、老朽化した設備の維持更新等の投資の必要性を主張し採算重視の販売姿勢を徹底。そのため、需要者側は値引き要求を強めきれず、市場は総じて動意薄の展開となっている。先行き、横ばいの見通し。

セメント/価格推移