東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2025年6月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
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コンクリート用砂/m3当たり500円の上昇
価格は、細目で前月比m3当たり500円上昇し、6300円どころ。販売側は生産および輸送コストの上昇を背景に、4月以降の出荷分について大幅な値上げを打ち出した。主要な需要者である生コンメーカーは、骨材の安定供給を優先する意向が強い。加えて、生コン協組が砂やセメントなど原料のコスト増を見据え、生コンの製品価格への転嫁に積極的に取り組んでいることも背景に、販売側主導で価格交渉は進んだ。しかし、一度に満額の受け入れは困難との姿勢により、500円の上昇にとどまった。販売側はコスト増を吸収しきれないとして、未達分の獲得に引き続き注力しているが、需要者側は当面、様子見の構え。先行き、横ばい。
コンクリート用砂/価格推移

主要資材の市況 【地区別】
