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東京地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2024年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

異形棒鋼/需給緩和で荷動き低調

 年度末、メーカーの値上げ表明を受けて一時的に駆け込み需要が増加したが、端境期であることや、人手不足、資材高騰による工事の延期等の影響から、4月入り後の荷動きは低調に推移している。
 価格は、SD295・D16でt当たり11万4000円(東京②)どころと前月比横ばい。さえない需要から、荷動きは盛り上がりを欠いた商況が継続しており、需要者側は当用買いに徹している。
 メーカー側は物流コストや人件費の上昇を受けて、値上げの未達分を転嫁すべく、粘り強く価格交渉に臨む構え。需要者側は、急ぎ手配する物件が乏しく、値上げには抵抗を示している。需要回復の兆しも見られないため上値が重い展開。先行き、横ばい推移の公算が大きい。

異形棒鋼/価格推移