東京地区 市況(現況と見通し)
経済調査会2024年3月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。
正角材・杉(KD)/木造住宅需要低迷、価格は動意薄
建築資材価格高騰などの要因で木造住宅需要は低迷。需要者側は当用買いに終始し、荷動きは総じて鈍い。価格は、3.0m×10.5×10.5cm特1等でm3当たり7万9000円と前月比横ばい。紅海周辺の緊張状態で欧州集成材の調達不安が続いている。一部のビルダーに代替品を探す動きもみられるが、国産材の需要拡大にはつながらない見通し。目先、横ばい。