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河川堤防強化対策工法で用いられる河川遮水シートでは、2m幅の製品の場合15cmの重ね代を取って施工することが定められている(国土交通省土木工事共通仕様書)。
しかし、堤防の沈下や地震による地盤変形などにより重ね代がずれると遮水効果の低下が懸念される。
こうした問題を解消するために開発されたのが本製品である。
止水材の幅を2m30cmとしたことで重ね代も30cmと幅広になり、従来製品より遮水効果が高いのが特長。
設置後に重ね代がずれた場合でも、規格値の15cm程度の重ね代は確保できる。
材質は環境にやさしいエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)で、高い耐久性も兼ね備える。
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最終更新日:2024-04-19