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マッドマックス工法は前部が隔壁で密閉された土圧式掘進機のカッタチャンバー内に掘削土砂あるいは掘削土砂と添加材の撹拌混練り土砂(泥土)を充満させ、土砂の圧力を切羽の土圧および地下水位に見合う圧力に保持することにより切羽の安定を図る。
また、カッタヘッドの回転により掘削した土砂をスクリュコンベアで排土量を調整しながら、立坑に設けた元押ジャッキの推進力により推進管を推進、埋設する工法である。
掘削土砂の排出はトロバケット方式、圧送ポンプ方式または、吸泥排土方式により行う。
土圧式推進工法は、添加材注入の有無により土圧式推進工法と泥土圧式推進工法に分類される。
なお、添加材注入は、一般にシルト・粘土の含有率が30%未満の場合に、掘削土砂の塑性流動化を促進させるために行う。
1)施工場所:宮城県仙台市 土質区分:砂礫土 管径:φ2800 推進延長:165m スパン数:1スパン
2)施工場所:高知県高知市 土質区分:砂~岩盤 管径:φ2400 推進延長:255m スパン数:1スパン
3)施工場所:大阪府堺市 土質区分:シルト粘土 管径:φ3000 推進延長:1481m スパン数:3スパン 最大スパン長:659m
4)施工場所:富山県高岡市 土質区分:砂礫土 管径:φ2000 推進延長:239m スパン数:1スパン
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最終更新日:2023-08-28