マンホール土留は、アルミ製腹起しの内部に水圧シリンダーを内蔵した一体構造の「アルミ製水圧式四面支保工」である。 各々の腹起しを矩形に組み上げ、掘削部の土留壁に設置する事で四方向からの土圧を受ける支保工となる。地上から水圧ポンプで加圧・減圧することで自在に四方向へ無段階で伸縮するため、掘削幅に合わせた寸法調整も容易に可能である。従来の水圧シリンダーと腹起しで四方の土壁を押さえようとすると部材を井桁に組む必要があり、また山留材を使用すると、溶接作業や細かいサイズ調整が必要になるなど、支保工の設置に大きな労力を費やしていた。 マンホール土留はその名の通り、マンホールの設置工事はもちろん、電線共同溝や浄化槽の設置工事、橋脚耐震補強工事、エレベーター基礎設置工事など、ピット型の開削工事の土留支保工に最適な製品である。

カテゴリ：仮設土留材賃貸料金
掲載誌：積算資料2026年1月号 p.297

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