多目的道路維持作業車／多機能車両(サクラ)｜仮設工その他｜中日本高速オートサービス株式会社

多目的道路維持作業車冬仕様：スノープラウ装着

多機能車両（サクラ）

「多目的道路維持作業車」は、コンパクトサイズの2t車に、標識車、除雪車、散布車の機能を集約し、1台で3役をこなす、年間を通してさまざまな用途に活用でき、取り回しも容易な作業車である。
 
NEXCO中日本の道路維持作業車両の点検・整備を専門に行っている中日本高速オートサービスが現場のニーズをもとに開発。
スノープラウ、小型凍結防止剤散布装置の装脱着により、冬は簡易除雪車や簡易散布車として、夏はたくさんの荷物を積める自走式標識車として活用 できる。

フルメンテナンスリースのため、車両点検・故障修理および車検などは同社に一任できる。
また要望に合わせて車両をカスタマイズできる。
●特許第6461840号
●実用新案 登録新案第3209872号
 

夏仕様：たくさんの荷物を積める自走式標識車として
 

1. ベース車両は、狭い場所でも取り回しが容易な２t車サイズ。
2. IC・SA・PAおよびスマートICの雪氷作業を強力支援。
3. 冬期以外もフルシーズン活躍可能。
4. 中型免許で運転可能。
5. 料金所周りの除雪もスピードアップ。

1. ベース車両：２t車サイズの３t積載ロングボディー車、４ＷＤ
2. 標識装置：NEXCO公機仕９B・表示部ヒータ付き
3. スノープラウ：V型（ストレートも可）スノープラウもしくは、NEXCO公機仕41Fのいずれかを選択可能
4. 簡易散布置：散布剤１㎥積載、電動モータ式
5. 追突衝撃緩衝装置：NEXCO公機仕46B

「多機能車両（サクラ）」は、女性技術者が働きやすい建設現場の環境整備のために開発された、「トイレ」「休憩スペース」「パウダースペース」を兼ね備えた移動用車両である。
 
NEXCO中日本グループの女性技術者は、点検業務や集中工事の監督業務など高速道路の規制内で作業を多数担っているが、作業に入る前にトイレを済ませ水分を極力控えるなどストレスの多い状況に置かれていた。
「現場に女性用トイレがあれば安心」、「急な体調不良時に休憩できるスペースがあれば」、「車内で着替えられるよう外から見えないスペースがあると嬉しい」などの女性技術者の声を反映し、現場での業務を、安全・安心・快適に遂行できる車両を開発。
 
道路上などの現場作業をはじめ、災害発生時や旅行・レジャーでも活躍が期待される。

1. 誰でも運転しやすく、安全で快適な現場移動が可能
   外観は通常の車両と変わらず、車内も４シートで休憩スペースとしても使える仕様。

2. 女性技術者の現場環境を向上
   車両後部にトイレを搭載し、運転席側から入れる。
   後部は低床で、立ったまま着替えができる。
   また鏡のあるパウダースペースも設置。


3. 水を使わない自動ラップ式トイレを採用
   トイレは水を一切使用せず、排せつ物をラップフィルムで熱圧着し、臭いや水分、細菌を外に漏らさず衛生的に処理する自動ラップ式。
   給排水の手間がなく、災害時にも使用できる。