自走式低空頭型バイブロハンマ　CHV（Center Hole Vibro Hammers）｜矢板工｜調和工業株式会社

CHV-200

センターホール

施工状況（桁下施工）

概要

CHVとは「Center Hole Vibro Hammers（センターホールバイブロハンマ）」の略称で、起振機中心部およびチャック中央部に「中抜き穴（センターホール）」を設けた構造のバイブロハンマである。
この「中抜き穴」に鋼材（鋼矢板・ H鋼杭）をバイブロ上部から挿入することで、鋼材を任意の位置でチャッキングし、打ち抜きが可能である。

特長

空頭制限下（3.5～4.0m）・狭隘現場での施工が可能
鋼材の中腹部をつかむ機構により、低空頭での施工を可能にした。
油圧ショベルをベースマシンとするので、自走が可能であり、機動性に優れ、かつ省スペースである。
橋梁下などの空頭制限下や河川敷などの狭隘な現場に適している。

施工時の参考寸法

硬質地盤にも対応可能
補助工法としてウォータージェットを使用することで、打ち込み能力を高めることができる。
玉石混じり砂礫や風化岩盤などの硬質地盤への打ち込み実績がある。
低振動・低騒音
振動周波数33.3Hzの高周波振動により、振動と騒音の距離減衰効果を高めた。
国土交通省指定の「超低騒音型建設機械※」である。
※CHV-150は除く

適用範囲

適用鋼材		鋼矢板：Ⅱ～ⅥL型
		広幅鋼矢板：Ⅱw～Ⅳw型
		H型鋼杭： H250～400
打設長		20m以下
適用N値	バイブロハンマ単独工法	砂質土：Nmax≦25
		粘性土：Nmax≦10
	ウォータージェット併用工法	砂質土：Nmax≦200
		粘性土：Nmax≦50