仮設道路・斜路の構築工法　PC構台仮設斜路工法｜仮設材設置撤去工｜株式会社タイセン工業

NETIS登録番号：CB-230018-A

重量機械の積載

PC構台仮設斜路工法

自由勾配での設置

概要

本工法は、災害復旧や法面工事の環境下、人力で仮設道路・斜路の構築ができる技術である。
くさびの緊結により支柱、横つなぎ、ブレース、梁枠材を連結することで、仮設構台を構築する。
機材の軽量化により、大引材と上部材を使用して人力で施工することができる。
また、従来の技術は連結部が固定式のため水平構台が多かったが、可動式の水平材を使用することにより自由勾配での設置が可能である。
特に土木工事現場で削孔機、ボーリング機、クレーン、発電機および車両などの重量機械の積載ができるため、安全な作業が可能となる。

特許：第5884991号：第6978089号：第5888796号
特許：第6544748号：第6566494号

採用事例

重量機械の容易な乗り入れ

特長

機材の組立・解体が容易にできる
φ48.6支柱鋼管には300mmピッチで4方向に緊結部が取り付けてあるため、斜面や法面でも容易に機材の組立・解体ができる。
安定した構台の構築
専用の梁枠材は根がらみ位置で使用する時に構台の足元を安定させることができる。
梁枠中心部にジャッキや大引き受けを設置できることから、ジャッキ本数を増やすことや大引材のたわみを軽減できるため、安定した構台構築が可能である。
安全性・経済性の向上
支柱と横つなぎ、横つなぎとブレースの緊結は振動などによる緩みが発生しても抜けない構造となっているため、安全性の向上に寄与する技術である。
また、ブレースは伸縮機能を有し、支柱間隔を変更しても同じ機材を使うことができるため、運搬効率が上がり経済性の向上に寄与する。
自由勾配での設置が可能
従来は連結部が固定式のため水平構台が多かったが、可動式の水平材を使用することにより自由勾配での設置が可能である。

試験結果による機材性能

ユニットサイズ	支柱本数	支柱1本の許容支持力
600×600×900	6	33.4	KN
600×600×1200	6	35.3	KN
600×600×1500	6	35.7	KN
750×750×900	6	31.7	KN
750×750×1200	6	30.6	KN
750×750×1500	6	30.3	KN
900×900×1800	6	49.7	KN
900×1200	4	48.1	KN
900×1500	4	49.6	KN
1200×1200	4	53.4	KN
1200×1500	4	49.0	KN
1500×1500	4	45.9	KN

ブルース性能支柱間	ブルース1本の許容支持力
600×900	9.25	KN
900×900	11.8	KN
900×1200	11.5	KN
900×1500	9.25	KN
1200×1500	9.25	KN

ユニットサイズ	PCトラス長さ	PCトラス許容荷重
600×900	0.9m	32.17KN
900×900	0.9m	32.17KN
900×1200	1.2m	42.32KN
900×1500	1.5m	30.15KN
1200×1500	1.5m	35.07KN
1500×1500	1.5m	19.86KN

梁枠材
サイズ	許容荷重
0.9ｍ	36.17	KN
1.2ｍ	28	KN
1.5ｍ	24	KN

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最終更新日：2024-11-21

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