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PC-Rev工法(PCグラウト充てん不足部の補修工法)|オリエンタル白石株式会社

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PC-Rev工法は、既設PC構造物に対するグラウト再注入工法。1)シース検知型の小径削孔、2)シース内の空洞量推定、3)切換え式グラウトの注入方法、4)防錆型グラウト材、5)自動施工システム等の特長があり、超低振動ドリルを用いるなど、従来の方法より既設構造物への負荷を低減しつつ、精度よく空洞量を把握することで、適切な注入管理を行う。負圧と加圧を利用しグラウトの充填性を高め、グラウト材によってPC鋼材の腐食も抑制できる。

カテゴリ橋梁補修補強工
NETIS登録番号:KT-180080-A

類似技術に対する優位性

新規性 削孔径をφ80mmからφ15.5mmに縮小。調査孔と注入孔を兼用できる。削孔機にシース接触を検知し自動停止できるシステムを導入。シース内の空洞量を精度良く推定できる。補修材を再注入用グラウトに変えた。
品質性 空洞推定工やPCグラウト再注入工は、自動施工システム採用のため、ヒューマンエラー回避により品質性の確保ができる。
経済性 シース内の空洞量を精度よく推定することにより、発注前にグラウト材の再注入量を確実に把握できる。
省人化・省力化 バルブの切換え、ポンプ注入圧力の制御等を行い、施工管理アプリケーションによりそれらの設定、操作、管理ができる自動施工システムを開発し、熟練工に頼らない省力化を実現した。
施工性・工期短縮 φ15.5mmの小径1回の削孔になり従来に比べ40%工程が短縮し専用削孔装置は真空パッドで壁面に吸着固定しアンカーが不要で施工性が向上し専用の注入口取付具により従来の作業に比べ大幅に施工性が向上した。
耐久性・長寿命 専用グラウト剤「レブグラウト」は細部充填性が高く可使時間が長い超低粘性グラウト材である。PC鋼材の防錆をし、PC鋼材とコンクリート部材の一体性を確保し、コンクリート構造物の長寿命化をはかる。
景観・美観性 従来調査孔でφ50mm、注入孔でφ80mm程度を空けていたところをφ15.5mmの調査孔を注入孔と併用することが可能となり既設構造物の外観を大きく損なうことなく施工することができる。
環境性 極小削孔システムでは水循環装置により削孔中の汚水を排出しないため環境にやさしい工法である。
施工の安全性 削孔システムでは、電流検知センサーと金属検知センサーの二重の制御装置によりPC鋼線を傷付けることなくドリルを自動停止させる。
特許、審査証明など PCグラウトの充填調査および再注入用孔削孔時のシース管検知方法 特許第6170088号 空洞量推定方法 特許第5997864号 真空グラウト注入工法 特許第5824588号 ほか
施工実績 高速電気軌道第4号線PC橋梁グラウト充填工事(大阪市)、474号矢筈高架橋耐震補強工事(中部地整)、中央自動車道荒井富士山橋補強工事(中日本高速)、R3 国道17号橋梁補修外工事(北陸地整)他多数。
適用範囲 削孔作業が可能な削孔表面から0.9m以上のスペースを確保できる範囲が可能である。削孔による既設構造物への影響を必要最小限に抑えたい場合が適用される。

オリエンタル白石株式会社

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最終更新日:2025-12-22

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更新日:2025年12月22日 集権期間:2025年10月1日~2025年12月21日 ※当サイトの各ページの閲覧回数を元に算出したランキングです。

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