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仮設足場における単管パイプや吊り足場チェーン、雨樋、手すり、高所作業車などの保護対象物への、塗料等の付着を防止する養生シート。
シートの固定を従来のマスキングテープ等による固定から板バネ方式としたことで、シートの着脱作業が容易になり施工性に優れているほか、繰り返し使用が可能なため廃棄物の減量、省資源化に寄与する。
また、本製品の活用により仮設足場のクリーニング費用が削減できるため、コスト低減につながる。
・意匠登録(第1653506号)
1.養生シートの固定方法をマスキングテープから板バネ方式にすることで、シートの着脱作業が熟練度を問わず誰でも比較的容易に行える。
2.作業が容易になることにより、経済性の向上および工期の短縮が期待される。
3.従来の養生シートは使用後に産業廃棄物として処理していたが、本製品は繰り返し使用が可能なため、廃棄物の減量、省資源化を図ることができる。
4.板バネ方式のため、粘着力の低下による剥がれ等の不具合発生がなく、養生性能の持続性に優れる。
5.粘着力による固定方法を用いないため雨天での施工が可能となり、施工性の向上が期待される。
6.油圧ホースの被覆に用いることで、ホース破損に起因する油の飛散防止を目的とする養生資材として適用が可能。
使用する薬品や仮設現場の状況に応じて、「スーパーシート」(ポリエチレン製、厚さ0.15㎜、色:ホワイト)または「反射板付PPシート」(ポリプロピレン製、厚さ0.25㎜、色:ナチュラル)から選択可能。
幅は24㎝、32㎝の2種類、長さは1.0mから5.0mまで(反射板付は3.0mまで)が用意されているほか、高所作業車用やクランプ用も取り揃えられている。
同社にて本技術と従来技術(難燃テープ付きシートマスカー)の歩掛を確認する試験を実施した。
・試験方法
塗装面積6,000m²の施工箇所において、本技術と従来技術それぞれについて設置・撤去作業に必要な工程を確認。
・試験結果
塗装面積500m²当たりに換算すると、設置・撤去にかかる時間(実労働時間)は本技術で7時間50分、従来技術で28時間を要した。これにより、各歩掛は本技術は1人工/500m²、従来技術は3.5人工/500m²となることが確認された。
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最終更新日:2023-11-28