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地中熱ヒートパイプ融雪システムは、温度差により熱を運ぶヒートパイプを地中から舗装まで埋設することで、融雪の熱エネルギーと熱輸送動力のすべてを地中熱でカバーする、自然エネルギー100%の融雪を実現したものである。
ヒートパイプとは、内部に水や代替フロンなどの作動液を少量封入した密閉パイプである。
地中にあるヒートパイプ端が地中熱で加熱されると、内部の作動液が熱エネルギーを受け取り蒸発し、舗装埋設部で液化するとともに熱エネルギーを放出し舗装を温める。
液化した作動液は重力によって地中へ戻る。
この作動液の循環によって、地中熱を舗装へ運び融雪を行う。
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最終更新日:2023-06-20