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多機能型排水性舗装(縦溝粗面型ハイブリッド舗装)フル・ファンクション・ペーブ(FFP)|特殊舗装工|株式会社ガイアート

NETIS登録番号:KT-130010-VE
岩手県 雨天・路面排水状況

岩手県 雨天・路面排水状況

北海道札幌市 積雪・凍結抑制状況

北海道札幌市 積雪・凍結抑制状況


概要

フル・ファンクション・ペーブ(FFP)は、混合物一層で表面付近は排水機能、下層部は防水機能を持つ多機能型排水性舗装(縦溝粗面型ハイブリッド舗装)である。
 
締固装置を改良したフィニッシャを用いた施工によって、路面のキメ深さを確保できる縦溝粗面に仕上がり、この縦溝粗面と表面付近の空隙層に凍結防止剤が簡単に流出せずに留まることで、塩分残存率の高い粗面系の凍結抑制舗装となる。
 
さらに、横滑りに対しても高い性能を発揮するため、近年では事故対策舗装としても拡大している。
本技術は平成23年の施工開始から令和5年4月現在までに全国で110万㎡(470件)の実績がある。
 
 

特長

  1. 一層で排水機能と防水機能の2つの機能を持つ。
  2. 排水機能によるハイドロプレーニングやスモーキング現象の抑制により、安全性の向上が図れる。
  3. 凍結防止剤の流出が少なく、凍結防止機能の持続性が高い。
  4. 縦溝粗面に仕上げることで、ブラックアイスバーンの抑制を図れる粗面系凍結抑制舗装である。
  5. 耐流動性と骨材飛散抵抗性に優れている。
  6. 縦溝粗面効果により、昼夜における走行時の視認性を向上する。
  7. 施行箇所において事故件数が減少し、事故対策の機能も期待できる。

 

層別機能図(表層)

層別機能図(表層)



 

塩分濃度測定結果(国道54号霧切谷橋・広島県)

塩分濃度測定結果



 

配合試験基準値

「フル・ファンクション・ペーブ」の代表的な基準値は、以下に示す通りである。

項目 基準値
透水係数 (cm/sec) 1.0×10-7以下
浸透水量 (mℓ/15 sec) 800以上
動的安定度(DS) (回 /mm) 6,000 以上
カンタブロ損失量(-20 ℃) (%) 12以下
すべり抵抗値(BPN) 60以上
すべり抵抗値(DF テスタ) (μ) 0.25以上
路面のキメ深さ(MPD) (mm) 1.2以上

※国際特許出願で特許取得
※米国特許取得
※中華民国(台湾)特許取得


 

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HP https://www.gaeart.com/

最終更新日:2023-09-01

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