N6交通量 施工例
構内施工例(重交通対応)
概要
「リラクスファルトHT」は、低温時の「変形追従性(たわみ性)」や「応力緩和性」、高温時の「塑性変形抵抗性」を改良した特殊改質アスファルトである。
リラクスファルトHTを使用したアスファルト混合物は、ひび割れが生じにくく流動わだち掘れの発生も抑制できるので、重交通路線の長寿命化舗装として活用できる。
大きく変形することができる
特長
- コンクリート舗装やひび割れが残存したアスファルト舗装上にアスファルト混合物をオーバーレイした場合、リフレクションクラックの発生が懸念される。
リラクスファルトHT舗装は混合物の特性により、クラック抑制シート等の対策工法を併用しなくても、リフレクションクラックの発生を抑制することができる。
- リラクスファルトHT舗装を寒冷地で適用した場合、発生しやすい低温クラックの抑制効果が高い舗装となる。
- リラクスファルトHTは以下の混合物に適用可能である。
①密粒度アスファルト混合物
②細粒度アスファルト混合物
③砕石マスチックアスファルト混合物
④機能性砕石マスチックアスファルト混合物 (ハイブリッド混合物、高機能舗装Ⅱ型)
⑤薄層舗装用混合物
混合物性状(密粒度アスファルト混合物への適用例)
●ひび割れ抵抗性(改質Ⅱ型の50倍以上の抵抗性を確認)
繰り返し曲げ試験結果例
●流動わだち掘れ抵抗性(改質Ⅱ型と同等の耐流動性を確認)
ホイールトラッキング試験結果例
舗装断面例
アスファルト舗装修繕
コンクリート舗装上オーバーレイ