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関東地区 市況(現況と見通し)

経済調査会2024年4月上旬調べ。品名規格欄の②③等は調査段階を示します。
調査段階は月刊『積算資料』の「積算資料の見方」(目次12)を参照ください。

主要資材の市況・価格推移 【東京】

品名をクリックすると、各資材の過去1ヵ年の価格推移がご覧になれます。

品名 規格 単位 税別価格
(前月価格)
前月比 先行き 積算資料
掲載頁
異形棒鋼 SD295 D16 ② 114 
(114)
横ばい 横ばい 20
H形鋼 200×100×5.5×8mm SS400 ② 120 
(120)
横ばい 上昇 31
等辺山形鋼 6×50×50mm SS400 ② 117 
(117)
横ばい 上昇 33
普通鋼板 厚板 16~25mm 3×6 無規格 ② 138 
(138)
横ばい 横ばい 41
鉄スクラップ H2 42,500 
(43,500)
下降 上昇 75
セメント 普通ポルトランド(バラ) 15,800 
(15,800)
横ばい 横ばい 78
生コンクリート 21-18-20(25) 17区 m3 19,900 
(19,900)
横ばい 上昇 98
コンクリート用砂 細目(洗い) 17区  m3 5,400 
(5,400)
横ばい 横ばい 182
再生クラッシャラン 40~0mm 17区 m3 1,200 
(1,200)
横ばい 横ばい 182
PHCパイル 350×60mm×10m A種 37,000 
(37,000)
横ばい 横ばい 206
コンクリート型枠用合板 無塗装品ラワン 12×900×1800mm 1,820 
(1,870)
下降 横ばい 217
バタ角 杉 4.0m×10×10cm m3 49,000 
(49,000)
横ばい 横ばい 235
杉正角材(KD) 3.0m×10.5×10.5cm 特1等 m3 77,000 
(79,000)
下降 横ばい 239
米松平角材(KD) 4.0m×10.5(12)×15~24cm 特1等 m3 92,000 
(94,000)
下降 横ばい 239
軽油 ローリー KL 123,000 
(121,000)
上昇 上昇 259
ガソリン スタンド レギュラー L 156 
(154)
上昇 横ばい 259
再生加熱アスファルト混合物 再生密粒度 (13) 9,500 
(9,500)
横ばい 横ばい 319
ストレートアスファルト 針入度 60~80 ローリー 107,000 
(105,000)
上昇 上昇 330
ヒューム管 外圧管 B形1種 300×30×2000mm 12,500 
(12,500)
横ばい 横ばい 446
ビル用アルミサッシ 引違い窓70mm 1400×1200mm 16,100 
(16,100)
横ばい 横ばい 595
板ガラス フロート板ガラス FL5 5mm 2.18m2以下 特寸 m2 2,300 
(2,300)
横ばい 横ばい 605
ラワン合板 2類(タイプⅡ) 2.5×910×1820mm F☆☆☆☆ 970 
(970)
横ばい 横ばい 615
IV電線 600V 単線2.0mm ② m 57 
(54.9)
上昇 横ばい 648
CVケーブル 600V 3心38mm2 m 1,968 
(1,890)
上昇 横ばい 652
配管用炭素鋼鋼管 白管ねじなし SGP 25A ② 2,860 
(2,860)
横ばい 横ばい 770
硬質ポリ塩化ビニル管 一般管(VP) 呼び径50mm ② 1,640 
(1,640)
横ばい 横ばい 812

水戸/生コンクリート/当面横ばい

 価格は、21-18-20でm3当たり1万8000円どころ。茨城県北部生コン協組は原材料や輸送費の上昇を理由に生コン価格を10月からm3当たり2300円の値上げを予定している。需要者側は昨年度に引き続く値上げに対して抵抗感は強い。当面、横ばいで推移しよう。

宇都宮/コンクリート用砕石/先行き、横ばい推移

 価格は、20~5mmでm3当たり3450円と前月比変わらず。販売側は工場経費や運送コストの上昇を理由に、値上げ要求を継続。需要者である生コンプラントは前年度に続く値上げに抵抗を示し、受け入れには慎重な姿勢で臨む構え。先行き、横ばい推移。

沼田/クラッシャラン/300円の上伸

 価格は、40~0mmでm3当たり3450円と前月比300円の上伸。過年度からの交渉を継続してきた販売側は、荷動きが活発となった下期以降に売り腰を強めた。需要者側もコスト増に対して一定の理解を示し、値上げの一部が受容され新価格が市場に浸透。当面、横ばいで推移しよう。

横浜/再生加熱アスファルト混合物/先行き、横ばいで推移

 価格は、再生密粒度(13)でt当たり10300円と前月比変わらず。販売側は骨材業者からの値上げ要請やストアスの高値推移を背景に、値上げ積み残し分を獲得すべく交渉を継続。需要に盛り上がりを欠く中、需要者側の購買姿勢は厳しく、交渉は平行線をたどっている。先行き、横ばいで推移。

甲府/再生加熱アスファルト混合物/先行き、横ばい

 価格は、再生密粒度(13)でt当たり1万2000円と前月比変わらず。大型物件に乏しく、出荷は低調に推移。販売側は製造コスト上昇に伴う値上げの未転嫁分について交渉を継続。しかし、需要者側の購買姿勢は依然として厳しく交渉に進展は見られない。先行き、横ばい。