スコップを使わず片手で作業可能
供用1週間後
概要
TOKE(溶け)・パックは、常温合材を片手でも扱えるサイズに袋詰めした、投げ込み式の全天候型ポットホール用緊急補修材料である。
袋内の混合物はカットバック系アスファルト混合物であり耐久性が高く、車両走行により徐々にならされることでポットホールの端部まで充填が可能。
袋は水溶性のため、散水や雨水により消失し、既設舗装との接着性が向上する。
施工は袋のままポットホールに敷き並べるだけで、スコップや転圧機械は不要である。
特長
- 雨の日など路面が濡れていても施工可能。
- 材料はA5サイズの袋状で、スコップを使わずに片手で作業することができる。
- 敷き並べ後は足で踏み固めるだけで、転圧機械は必要ない。
- 車両の走行により徐々にならされ、ポットホールの形状に関わらず端部までしっかり充填される。
- タックコートやプライマーの必要なし。
- 袋は水で溶けるため、廃棄物の出ない環境にやさしい製品である。
- その後のオーバーレイの際、新規表層材と確実に接着する。
- 安定性に優れており、6カ月程度の長期保存が可能である。
荷姿
TOKE(溶け)・パックは、水溶性の袋に入った常温混合物である。
1袋の大きさは13cm×21cmのほぼA5サイズで、厚さは約1cm、重量は0.5kg。ダンボール詰めで納入され、1箱当たり20袋入りとなっている。
施工方法
事前準備
ポットホール内が乾燥している場合は、ジョウロ等で事前に散水する。
※雨天時や満水路面にも施工可能。
敷並べ
袋のまま敷き並べる。段重ねの場合は、層間に散水する。
※飛散防止のため、仕上がり面が過度に凸状とならないよう注意する。
踏固め
敷き並べた後、踏み固めて完了。
※踏固め後に散水すると、袋が溶けて、より密着する。
施工完了
袋は水によって溶ける。
※ 車両の通行により、ポットホールの端部までしっかりと混合物が充填される。
交通開放
踏固め後すぐに交通開放できる。
※ その後のオーバーレイの際にも、新規混合物との接着を阻害しない。
留意点
- 既設舗装と十分接着させるため、ポットホール内が乾燥している場合は、ジョウロ等で事前に散水すること。散水量の目安は1袋分の面積に対して約100ml。
- 雨天時の施工では袋が溶けて施工が困難になることがあるため、雨水が直接当たらないようにする。同梱のビニール袋などで保護をする。
- 袋は水分により溶解するため、軍手が濡れている場合は素早く作業する。
- 保管の際には雨等で濡れないよう、倉庫等で保存すること。
「全天候型ポットホール用緊急補修材 TOKE(溶け)・パック|舗装用補修材|東亜道路工業株式会社」の資料請求はこちらから
最終更新日:2024-04-10