NETIS登録番号:(旧)KT-110063-VE / NETIS登録番号:KT-160096-VE
多点同時変位計測システムのモニタリングイメージ
コンクリートの打込み管理システムのイメージ
多点同時変位計測システム
多点同時変位計測システムでは、レーザー距離計で計測したデータをBluetooth® 通信機能を利用してPC へ転送、情報を付加して保存するとともに計測データの抽出参照が随時可能である。
また、PC に取り込んだ計測データはテキスト形式の外部ファイルとして出力可能で、他のアプリケーションで再利用して活用することができる。
特長
- 安全性
人が行けない、立ち入りできない危険な場所や施設、スペースのない場所での計測を効率よく行うことができる。
- リモート
PC やタブレットから遠隔操作可能で、ネットワーク化すると瞬時に変化する遠隔地のデータ監視に効果を発揮。
- 簡単
操作は誰でも簡単に行うことができ、1 秒間隔で最大8点まで同時に連続測定が可能。
- 可搬性
ハンディタイプ・ワイヤレスなため、設置や測点移動に対して持ち運びが簡単で機動性・施工性が向上。
用途例
コンクリートの打込み管理システム
コンクリートの打設作業において、レーザー距離計を用いて、打込み高さの適時測定と層管理機能による層間の打重ね時間間隔をデータ化・リアルタイムで表示することで、打設状況を効率的に把握し、品質管理の向上を実現させるモニタリング技術である。
また、打設計画と実績を記載した管理帳票をデータで自動作成ができるため、施工終了後の帳票作成への省力化と時間短縮が図れる。
特長
- 「見える化」
システム画面にて、レーザー距離計によるcm単位での高さをリアルタイムで「数値」表示、また、各層の打重ね時間の表示や経過時間を「数値」や「色」で視覚的に把握することが可能。
- 集中管理
各測点の測定データを、測点に配置した計測用PCを経由して、Wi-Fiを通じて管理用PCで一括管理・保存が可能。
- 簡単
操作は直感的に使えるタッチパネル、システムは測定データの「自動保存」と各層の開始・終了を「自動判定」でき、簡単な運用を実現。
- オールワイヤレス
機器同士の接続は全て無線で行うので、通信範囲内での自由な設置が可能となり可搬性・施工性が向上。
導入実績
- 港湾……ケーソン製作、防波堤嵩上げ 等
- 土木……橋脚工事、ボックスカルバート製作 等
- 建築……コンクリート壁面打設、CFT 等